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【Kindle特大セール】歴史的名著から人類と経済を俯瞰する

公開日: : 最終更新日:2019/10/13 Kindle, オススメ書籍

半額ポイント還元という特大セールを実施中の、日本経済新聞社 秋の大型施策ポイントバック・キャンペーン が見逃せない。昨日紹介した『会計の世界史』だけでなく、いわゆる歴史ものとしての世界史関連書籍が充実しているのも、今回のキャンペーンの大きな特徴だろう。

 

 

 

例えば、まず最初におすすめできるのが、『銃・病原菌・鉄』で知られるジャレド・ダイヤモンドのこの一冊『昨日までの世界』だ。前作に続き、こちらも世界中で読まれるベストセラーが、今回のセールで半額となっている。未読の方はこの機会にぜひ。

「現代社会を深く考えるための必読書」――養老孟司
「ダイアモンド文明論の決定版的集大成」――福岡伸一

■600万年におよぶ人類の進化の歴史のなかで、国家が成立し、文字が出現したのはわずか5400年前のことであり、狩猟採集社会が農耕社会に移行したのもわずか1万1000年前のことである。長大な人類史から考えればこの時間はほんの一瞬にすぎない。では、それ以前の社会、つまり「昨日までの世界」の人類は何をしてきたのだろうか?
■領土問題、戦争、子育て、高齢者介護、宗教、多言語教育……人類が数万年にわたり実践してきた問題解決法とは何か? ピュリツァー賞受賞の世界的研究者が、身近なテーマから人類史の壮大な謎を解き明かす、全米大ベストセラーの超話題作!

昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来

 

つづいては、こちらも名著となる歴史書が多いバーンスタインの『豊かさの誕生』だ。人類の歴史はつねに富を増大させていくと同時に、格差を創造していった。富める者とそうでない者を分けたのは何だったのか、人類の歴史を大局的に俯瞰し、その要因に迫った一冊。これも今だけ半額セールだ。

経済発展は、格差の歴史。人類に“持続的な富の増大”をもたらした4条件に迫る!

なぜ、我々は豊かな生活を享受できるようになったか? そしてなぜ、豊かさの誕生は1800年代以降に限られているのだろうか? 近現代に持続的な経済成長をもたらした「繁栄の4条件」を、膨大な資料と、法律、歴史、哲学、天体力学、神学、政策科学、社会学、経済学の観点から探っていく。

●条件1 私有財産権。具体的な財産に関してのみならず、知的所有権や、自分自身の身体についても、市民の自由として確立されていなくてはならない
●条件2 世界を精査・解釈する体系的な手順としての科学的合理主義の確立
●条件3 新製品の開発や製造に対して幅広く誰でもが投資できるような近代的資本市場の成立
●条件4 大切な情報をすばやくやりとりできる通信手段と、人や物を迅速に運べる輸送手段

格差や不平等を決定づける「豊かさ」の歴史を明快に分析した骨太の大作を文庫化。

「豊かさ」の誕生(上) 成長と発展の文明史 「豊かさ」の誕生 成長と発展の文明史

 

さらには、それではなぜ一旦は飛躍的に富んだ帝国や大国は、その後繁栄を持続させることができなかったのだろうか?ケネディ『大国の興亡』でも取り上げられたこの一大テーマに新たな視点で取り組んだのが、本書『なぜ帝国は衰退するのか』だ。古代ローマや中華、そしてスペイン・オスマン・大英帝国と、世界史には次々と新たな大国が隆盛し、そして衰退していった。日本やアメリカの今後を占う意味でも示唆に富んだこの大著が、やはり今回のセールで半額中だ。未読の方はぜひいまこそ。

日本は没落の危機を克服できるか? 古代ローマ、明朝中国、スペイン、オスマン帝国、大英帝国、ユーロ圏、そして日本、米国まで。最新の経済学をもとに、経済的不均衡が文明を崩壊させることを解き明かす。ポール・ケネディ『大国の興亡』を超える「大国の経済学」。

明朝中国からオスマン帝国やスペイン帝国にいたるまで、世界の大国はその時代で最大の経済力、政治力、軍事力をもつ国として登場したが、最終的には崩壊してしまった。こうした大国の消滅の根本的な原因は何なのか?

ふたりの経済学者が、歴史上および現代の大国の興亡を、行動経済学、制度経済学、政治学をベースに読み解き、経済的不均衡が文明を崩壊させ、経済的な衰退は制度の停滞によって生み出されることを明らかにする。そして、米国が次に同じ運命をたどる可能性があり、現代日本も、明治維新以来の衰亡か再起かの分岐に直面していると、警告を発する。
本書は、大国の経済力を測るこれまでにない斬新な方法を提示、ローマ帝国、明朝中国、スペイン帝国、オスマントルコ帝国、日本、大英帝国、ユーロ圏、現代カリフォルニア州、米国それぞれの成功と失敗、発展の限界をつぶさに分析。ポール・ケネディ『大国の興亡』を議論の出発点としつつ、その主張である「帝国が拡大しすぎが衰退の原因」との結論を退け、経済の不均衡を解決できない国家の政治的停滞こそが衰退の原因となることを明らかにする。
歴史上の大国はなぜ没落したのか? 現代の大国が生き延びる道はどこにあるのか? 歴史に経済理論の光をあてて大胆、かつ包括的に解明する。

なぜ大国は衰退するのか ―古代ローマから現代まで

 

その他、世界史を戦争という切り口で読み解いた『戦略の世界史』や、気象変動という分析アプローチをとる『気候文明史』など、いずれもユニークな視点から世界史を描き切った大作であり、これらもやはり半額セール中だ。そんな期間限定の 日本経済新聞社 秋の大型施策ポイントバック・キャンペーン をどうぞお見逃しなく!

 

戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス

気候文明史 世界を変えた8万年の攻防

 

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