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統計はウソをつく|ブルーバックス名著に学ぶ騙されないための数学的思考法

公開日: : オススメ書籍

ご存知のように政府統計の不正が大きな問題となっている。各種政策のもととなるデータそのものの信頼性が失われることは、そのデータに基づく学術的な研究成果にも疑問符が付けられることとなり、アカデミックな面でも痛手は大きい。

 

さて、一方で、そもそものデータ自体に問題がなかったとしても、そのデータの分析の仕方そして結果の見せ方次第によっては、議論を大きくミスリードする可能性がある、逆に言うと、最初から意図したゴールに向けて議論を誘導することができる、というのは、よく知られたところでもあるだろう。

 

日常的にデータが氾濫する今、これまで以上にそうしたデータを自分の目で吟味し、ロジカルな帰結なのかを細かく確認する必要性が高まっている。だからこそ、いわゆる「統計リテラシー」の重要性が声高に叫ばれているのである。そんな統計データの、ある種の騙しテクニックについては、以下の書籍が詳しくおもしろく解説しているので、興味ある人はぜひ読んでみて欲しい。

 

世の中には統計が氾濫している。「平均」とか「相関関係」とか言って数字やグラフを示されると、怪しい話も信じたくなる。しかし、統計数字やグラフは、必ずしも示されている通りのものではない。目に見える以上の意味がある場合もあるし、見かけより内容がないかもしれないのだ。統計が読み書きの能力と同じぐらい必要になっている現在、「統計でだまされない」ためには、まず「統計でだます方法」を知ることが必要だ!

 

 

ちなみに、本書を始めとする講談社ブルーバックス・シリーズは、Amazon-Kindleが現在実施中の【50%ポイント還元】講談社キャンペーンのおかげで、全書籍半額セールと極めてお買い得となっている。上記『統計でウソをつく法』をまだ読んでいないなら、いまが絶好のタイミングと言えるだろう。そして、その他の統計関連名著も以下のようにずらりと揃っており、いずれも半額還元セール中だ。チェックをお忘れずに。

 

 

レジが2つになれば行列は半分になる、は本当? マンホールに落ちないふたは円形だけか? 平均寿命より長生きできる人は全体の半分だけ? その直感、間違っています! センスやひらめき、直感を過信せず、地道な思考の積み重ねを大切にするのが数学。時として専門家でさえ間違いを犯してしまう「思い込みの罠」を紹介しながら、論理的に考え、正しく本質を見抜くための数学的思考法をひもときます。

 

 

その統計、信じていいの? 数字の裏に潜む「隠れた関係」をあぶり出し、事実を正しく見極める「統計思考力」が身につく。大学で統計を教える主人公・素呂須譲二(そろすじょうじ)。彼のもとに、統計アレルギーの学生や怪しい営業マン、はては文系女子の妻や娘が次々と難題を持ち込んで……。平均、標準偏差から相関、検定、回帰分析、推測統計まで、難しい数式は一切使わず、統計の基本と使い方が会得できる!

 

 

胴元は確実に儲かる。なぜか? 明日のレースに、まだ間に合う! 勝負に挑むギャンブラーはこれを読め! 胴元が確実に儲かるように設計されたギャンブルに、直感で挑んでは勝ち目はない。カタい目を押さえる流し買い、ワイド馬券や複勝転がし……、一見勝ちやすそうな手こそ負けへの近道とは、これいかに? 「必勝戦術」のあるゲーム、ないゲーム、スポーツ・ブッキングの仕組みなど、確率論で解き明かす、巧妙なからくりの数々。

 

 

 

というように、数学・統計学に関して魅力的な書籍が多いブルーバックス・シリーズ。もちろんそれ以外のサイエンス書も豊富に揃っており、2/28までと期間限定で実施中の【50%ポイント還元】講談社キャンペーンでは、実に500冊以上もがラインナップしている。チェックをお忘れずに。

 

 

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