Amazonソムリエが教える美味しいワインのえらび方
いま、Amazonがもっとも力を入れているもの、それは電子書籍、ではないですよね。Kindleはもう日常生活の一部になったと言っていいだろう。であるならば、本や電子書籍と同じように、消費者が当たり前のように常日頃から購入して欲しいとAmazonが考えているのは、おそらくはワインだと思っている。
Amazonでワインを購入したことがある人は、ひょっとするとまだ多くはないかも知れない。でも、Amazonのワインの品ぞろえが、実はこの数年でものすごく良くなったことを、単にご存知ないという人が多くいるだけ、ということもあるだろう。各種ワインセールも実施中なので、まだ試したことがない人は、ぜひ一度のぞいてみるとよいと思う。意外なほど充実したラインナップであると驚くことだろう。
そして、とくにいまは、自粛中でおうちごはんが増えていると同時に、おうち飲みも増えているし、Zoom飲みも一般的になった。そんな背景から、デイリーに飲めるお安くて美味しいワインを箱買いする人が増えているということも、このAmazonワイン売れ筋ランキングから読み取れるだろう。
さて、Amazonがワインにどれくらい本気で取り組んでいるのかを証明するのには、専属ソムリエがいるという事実が十二分に語っているといえるだろう。しかも、無料で電話相談にのってくれるんですよ!! 例えば、自宅飲み用に、贈答用に、それぞれおすすめワインを予算別で教えてくれたり、ワインに合わせた料理や保存法について質問できたりと、自宅にいながら受けられる、これは本当にすごいサービスだよね、僕はまだ使ったことないけど(笑)。
なぜこんなに素晴らしいサービスをまだ使っていないのかと言えば、単純になにをどう聞いていいか躊躇してしまう、からに他ならない。ワインの知識がないのに、、、というためらいなんだけど、でもきっとそれは間違いで、ワインのことをまだよく知らない、でももっと知りたい、そういう人こそソムリエにいろいろと聞くべきなんだろう。とはいえやっぱり、上記のAmazonソムリエ原さんの本をまず読んでから、しっかり勉強して質問してみようかな、と思っているところなのである。本書『Amazonソムリエが教える美味しいワインのえらび方』は、この原さんが書いた一冊であり、その特徴は、教養としてのワインなんかではなく、毎日気軽にカジュアルにワインを飲もう、そしてより楽しく美味しく飲むための選び方のコツ、を教えてくれる点にある。日本人のひとりあたり年間ワインの消費量がたった3.5リットルしかないんだそうな。それは確かに少ないし、逆に言うと、今後の日本国内マーケットのポテンシャルを感じざるを得ない。そんなふうに気楽によめる本書をふまえ、つぎは絶対にソムリエ原さんにワインこと質問してみますよ! という気持ちを新たに強く持った次第だ。
知識ゼロでも大丈夫。お金をかけないワインの楽しみ方、教えます。
老若男女たくさんのお客さんにおすすめのワインの紹介してきたAmazonソムリエが、あなたにとっての「本当に美味しいワイン」を見つける方法を伝授。ボトルえらびの基本から、食事との合わせ方、季節に合わせた美味しい飲み方、飲みきれないときの保存方法まで、ワインを最大限に楽しむ方法をわかりやすくご説明します。気になったワインはすぐに購入できるQRコードつき。さらに、シチュエーションに合わせたおすすめワイン、プロが認めた1000円以下でも絶品のワインなど、お得情報も満載です!
というように、いまAmazonで一番アツいのは電子書籍Kindelなんかじゃなくて、実はワインなんだと思う。実際にいまも6/10までの期間限定で、「お好きなワインどれでも3本5,000円セール」を実施しているので、こちらもお見逃しなく。外出自粛でも、ワイン自粛は不要かな(笑)。
Amazon Campaign

関連記事
-
-
若き探検作家・角幡唯介の「極夜行」は最悪の旅だからこそ最高のノンフィクション
探検家・角幡唯介のノンフィクション作品を読んだことがある人も多いことだろう。NHKでも特集番組となり
-
-
できる研究者の英語プレゼン術|スライド作成からストーリー展開まで
以前に紹介した、ポール・シルヴィア著の『できる研究者の論文生産術』は素晴らしい一冊である。著者は20
-
-
スコット・ジュレク『EAT & RUN』は、世界各地を走り尽くし、食べ尽くし、そして語り尽くした名著
ベストセラー『EAT & RUN 100マイルを走る僕の旅』は、とくにランナーにはおすすめ。
-
-
2022年ニューヨークタイムズ紙が選ぶ世界の52ヶ所
毎年恒例、ニューヨークタイムズ紙が選ぶ、今年訪れたい世界の場所52ヶ所。2022年のリストはこちらの
-
-
【TEDトーク】国語辞典のすすめ:辞書編纂の面白さは、英語も日本語も同じ
先日のNHK-Eテレ「スーパープレゼンテーション」に、辞書編纂者のエリン・マッキーンが登場。そのトー
-
-
クラウド会計「freee」が大型上場|確定申告と研究費管理に役立つ画期的サービス
先日は、クラウド会計サービスを手がける freee (フリー) が東証マザーズに上場し、その規模が今
-
-
プレゼンを準備する前に繰り返し読みたいおすすめの一冊『TED TALKS』
話題の一冊『TED TALKS』を読んだ。ご存知いまや圧倒的なプレゼンスを獲得したTEDカンファレン
-
-
日本に残る最後の秘境へようこそ|東京藝術大学のアートでカオスな毎日
いよいよこの書籍が文庫化されましたね。そう、2016年に出版され大きな話題となった一冊『最後の秘境
-
-
イスラムとアラブを知るための入門書
今年に入ってから、「イスラム国」に関する書籍が相次いだ。世界の脅威となっているこの存在を謎や不明のま
-
-
野村克也の頭脳とデータ|戦後初の三冠王そして名監督としての実績と名声
日本のプロ野球界に燦然と輝く実績と名声。戦後初の三冠王の栄誉を手にした名キャッチャーにして、監督とし