今年の科研費採択者におすすめ|研究関連事務を劇的に効率化するクラウドサービス
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最終更新日:2019/05/04
オススメ
さて、先日は今年度の科学研究費助成事業(科研費)の採択者が発表された。この研究費が取れるかどうかが死活問題という研究者も多く、ぶじに採択されれば今後数年間の研究を予定通り進めることができるという点でも、非常に重要な発表である。
そんな貴重な科研費に採択されたならば、今後どんどん研究を進めていけるのだが、それに付随する事務作業がいろいろと煩雑だったりする。とくに科研費は、その使途について様々な制約・制限があり、使いづらさがよく指摘されるところであり、今後の改善が常に要望されているものでもある。
だからこそ、自分で事務作業を効率化させることが必要であり、そのためにおすすめしたいのが次の2つのクラウドサービスなのである。一つ目は、クラウドソーシングである。この名前を聞いたことがある人は多いだろうが、実際に使っている人は決してまだ多くはない。しかしながら、このサービスが劇的に研究効率を高めることは、以前に「科研費採択された研究者におすすめの2つのサービス|クラウドを利用して研究・事務作業を効率化する」でも紹介した通りであり、ぜひ一度試しに使ってみることをおすすめしたい。僕が利用している Freelancer.com(フリーランサー・ドットコム)は、一旦ユーザーになったら間違いなく今後も使い続けたくなるほど実に便利なサービスなのである。いまなら新規アカウント作成で、US$20分の無料利用クーポンがもらえておトクです。
もう一つおすすめしたいのが、クラウド会計サービスだ。とくに科研費のような予算管理が重要になる局面では、こうしたクラウド会計が大いに役立つ。クレジットカード決済から銀行振込等々まで、お金の出し入れがクラウド上で、しかも自動的に管理されるというのは、ものすごく画期的なことだと思う。これも一度使ってみないとなかなか実感できないところなのだが、逆にいうと、一度利用したらもうこれまでのアナログ予算管理には戻れなくなり、それくらい強力にして強烈なサービスなのである。
これも以前に「科研費およびその他の研究費管理には、クラウド会計がびっくりするほど超便利」で紹介した通り、僕が使っている【会計ソフトfreee(フリー)】は、ものすごく優秀で役立つサービスなのである。こちらもぜひまずは一旦試しに利用してみることを強くおすすめしたい。間違いなく、煩雑な研究関連事務から開放してくれるのだから。
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