*

愉しく美味しく走ろう!南魚沼グルメマラソンを応援してきた

公開日: : 最終更新日:2014/11/17 アメリカ, オススメ書籍, 南魚沼・新潟

本日のKindleセール商品は、『ウルトラマラソンマン 46時間ノンストップで320kmを走り抜いた男の記録』。こういう最強の、いや最狂のランニング本というのは、アメリカで大変よく売れていた。

 

 

例えば以前に「走るために生まれた」で紹介した “Born to Run” や 「究極の走り」で紹介した “Eat and Run” 等がその好例だ。とても面白く読んだのを今も鮮烈に覚えているのだが、彼らの走り方というのは強烈にエキセントリック(笑)。でも、この2冊の著者がそれぞれTEDでトークしているように、多くのアメリカ人ランナーにとっては、こういう極端なランナーというのもある種のヒーローなんだよね。日本ではこういうランナーズエッセイというものを余り見かけないが、数少ない中での傑作はやはり村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』であろう。

 


 

 

 

 

ところで、ここ南魚沼にもちょっと変わったマラソン大会があるのをご存じだろうか?それが先月開催された南魚沼グルメマラソンだ。今年で第5回目の開催を迎えたまだ若い大会なのだが、愉しく美味しいマラソン大会として、ランナーの間ではちょっぴり知られた大会なのである。何しろ僕も、2008年の東京マラソンと、2011年の米国マラソンデビューに続き、今年はいよいよ人生3回目のマラソンをここ南魚沼で走るかと気合を入れていたのに、なんとあっという間に定員締切になってしまったんです!来年はもっと早くに応募します・・・。

 

2010年に産声を上げた「南魚沼グルメマラソン」。今年も開催することが出来、心から嬉しく思います。南魚沼と云えばなんと云ってもコシヒカリですが、遥か彼方まで続く一面の田園風景を駆け抜け、美味しい南魚沼産コシヒカリ(食べ放題)と、南魚沼の大地が育んだ様々な食材を堪能してもらう、まったく新しいタイプのレースです。ランナーの皆様には、全身で南魚沼を満喫して頂き、愉しく美味しい想い出となるよう、スタッフ共々一生懸命準備してお待ちしています。(レースプロデューサー福田六花)

 

というわけで、僕の走る勇姿はありませんが(苦笑)、国際大学キャンパスも駆け抜けるこのマラソン大会の応援に行ってきたので、以下その雰囲気だけでもお伝えしておこう。本学の留学生もそれぞれの国旗を掲げたりと、とてもインターナショナルな応援風景を形作っており、それもまたユニークな大会の一因となっていると思われる。またマラソン後の表彰式では、「君は南魚沼の美女を見たか?」で紹介した南魚沼観光パンフ『美女旅』のお姉さんたちが表彰状を渡している。

 

そして今回の一番の驚きは、なんと東京在住の友人が偶然にも参戦していたこと。まさか当日ここで数年ぶりで再会するなんてね!というわけで、来年は皆様お誘い合わせの上、ぜひとも奮ってご参加くださいませ!私も張り切って走りますよ~。



 

2014-06-08 10.56.01

2014-06-08 11.03.21

2014-06-08 11.16.05

2014-06-08 10.59.15

2014-06-08 11.05.01

 

Amazon Campaign

follow us in feedly

関連記事

イェール大学出版局 リトル・ヒストリー|若い読者のための「アメリカ史」のすすめ

以前にも紹介したことのある、「イェール大学出版局 リトル・ヒストリー」のシリーズ。いまのところ5冊が

記事を読む

5月25日は「広辞苑の日」って知ってましたか?

「ことばは、自由だ。」というキャッチフレーズでも知られる、岩波書店の「広辞苑」は、国語辞典の代表格と

記事を読む

今からでも遅くない「行動経済学がわかるフェア」

「今年のノーベル経済学賞は『行動経済学』のリチャード・セイラーに」でも書いたように、2017年の受賞

記事を読む

戦略アナリストが支える全日本女子バレー|世界と互角に戦うデータ分析術

女子バレーボールのワールドカップもいよいよ終盤戦。リオデジャネイロ五輪への出場権をかけて瀬戸際のニッ

記事を読む

クラフトビール業界ナンバーワン・ヤッホーブルーイング自慢のIPA「インドの青鬼」の苦みが最高に旨い

今年もまたビールが旨い季節がやって来た。もちろん、クラフトビール飲んでますよね?数年前から盛り上がり

記事を読む

闘う頭脳|将棋棋士・羽生善治VSチェス棋士ガルリ・カスパロフ

今年3月にNHKーETV特集で放送された「激突!東西の天才 将棋名人羽生善治 伝説のチェスチャンピオ

記事を読む

『科研費獲得の方法とコツ』は、科研費申請予定の研究者必携の一冊

研究者にとっての秋は、科学研究費助成事業(科研費)の締切が迫る時期でもある。今年は11月10日が最終

記事を読む

ソーシャルディスタンスのいま最も濃密な人間関係|プロ将棋棋士の師弟愛と絆

この年末年始なにが盛り上がっているかと言えば、もちろん紅白歌合戦に箱根駅伝、ではないですよね。今年は

記事を読む

日本人の氏名はなぜこんなにも多種多様にして複雑怪奇なのか?

日本人はなぜにこんなにも自分の名前や家族のルーツに興味津々なのだろうか? NHKの番組だけ取り上げて

記事を読む

辞書は時代を映す「かがみ」|新語に強い三省堂国語辞典が8年ぶりの全面改訂

いよいよ登場、国語辞典の大本命、三省堂国語辞典(通称サンコク)の最新第8版! 創刊当初より、辞書とは

記事を読む

Amazon Campaign

Amazon Campaign

卒業・入学おめでとうキャンペーン|80年記念の新明解国語辞典で大人の仲間入り

今年もまた合格・卒業、そして進級・進学の季節がやってきた。そう、春は

食の街・新潟県南魚沼|日本一のコシヒカリで作る本気丼いよいよ最終週

さて、昨年10月から始まった2022年「南魚沼、本気丼」キャンペーン

震災で全村避難した山古志村|古志の火まつりファイナルを迎える

新潟県の山古志村という名前を聞いたことのある人の多くは、2004年1

将棋タイトル棋王戦第3局|新潟で歴史に残る名局をライブ観戦してきた

最年少記録を次々と塗り替える規格外のプロ棋士・藤井聡太の活躍ぶりは、

地元密着の優等生|アルビレックス新潟が生まれたサッカーの街とファンの熱狂

J2からJ1に昇格・復帰したアルビレックス新潟が今季絶好調だ。まだ4

【速報】ついに決定|14年ぶりの日本人宇宙飛行士は男女2名

先日のエントリ「選ばれるのは誰だ?夢とロマンの宇宙飛行士誕生の物語」

3年ぶりの開催|シン魚沼国際雪合戦大会で熱くなれ

先週末は、コロナで過去2年間見送られてきた、あの魚沼国際雪合戦大会が

国語の入試問題なぜ原作者は設問に答えられないのか?

僕はもうはるか昔から苦手だったのだ。国語の試験やら入試やらで聞かれる

PAGE TOP ↑