日本経済学会@同志社大学に行ってきた
先週末は日本経済学会の春季大会で報告してきた。会場は京都の同志社大学ということで、初めてここを訪れた。京都御所の目の前という絶好のロケーションにある。
キャンパスの規模は小さく、建物にはカタカナ名が多く残り、創立当時の時代を偲ばせる。
正面エントランスを入った風景。東京でいえば青山学院大学の雰囲気に似ていると思う。キャンパスのロケーションの良さや広さといった点でも。
これがチャペル。
明治期の名残りある漢字名の建物もいくつか。そういえば学会会場は「良心館」だった。
煉瓦造りの建物も並び、趣きがある。
そして歴史を辿れば、どうやらここは幕末の薩摩藩邸だったそうだ。
創立者・新島襄の足跡もキャンパスに残る。
とくにこのメッセージも。
カフェ。
以上、同志社大学の素敵なキャンパス紹介でした。「八重の桜」でオダギリジョーが演じた新島襄の印象が強く残り、今もそのイメージを持ってキャンパス散策をしてみた。
教育者として、キリスト教伝道者として――日本初の私立大学設立を目指した新島襄(1843―90)は、青年時代に鎖国令を犯して函館から密出国し、19世紀後半のアメリカを中心に異文化の清新な空気にふれて、文明開化期の日本に帰国した。その後、病気と闘いながら、教育とキリスト教伝道を通じて日本の近代化に挺身した新島の波瀾に富んだ生涯を、残された自筆の記録により跡づける。
Amazon Campaign
関連記事
-
ニッポンの国宝と景観を守る:外国人だけが知っている美しい日本
昨日書いた「キューバに行くなら今が最後のチャンス」の中で、この国の文化と歴史が色濃く残っているうちに
-
NHK戦争特番:日本とアメリカとその狭間で
毎年夏が来る度にテレビ各局、新聞各誌が特集する太平洋戦争と終戦。その中でも個人的に強烈に印象に残って
-
科研費採択のお知らせ届く
昨秋に応募した科研費の採択通知が届いていた。大変にありがたい。今後一層がんばっていきたいと思います。
-
英語アカデミック・ライティング最高の一冊に日本語版が登場
英語のアカデミック・ライティングの書籍は数多くあれど、いやだからこそ、どの一冊を選べばよいか、悩んで
-
この夏こそ、日本の美味いクラフトビールを飲もう!ヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」がいいぞ
「夏本番。今年はぜひ美味しいクラフトビールを飲んでみて」で紹介したように、アメリカのビール市場はこの
-
英語論文校正・校閲おすすめサービスの使い方: 世界最大のクラウドソーシング Freelancer.com が早くて安い
クラウドソーシングで英語論文を校正する 過去5回にわたって、英語アカデミック・ライティングのおすす
-
論文捏造はなぜ繰り返されるのか?科学者の楽園と、背信の科学者たち
先週は、小保方晴子氏の論文「学位取り消しに当たらず」(NHK)との報道が新たな議論を引き起こしている
-
申請者必携のハンドブック『科研費獲得の方法とコツ』に最新第4版が登場|採択率を上げる書き方
今年もまた科学研究費助成事業(科研費)の締切が近づいてきた。多くの研究者が申請するこの科研費だが、も
-
『科研費獲得の方法とコツ』は、科研費申請予定の研究者必携の一冊
研究者にとっての秋は、科学研究費助成事業(科研費)の締切が迫る時期でもある。今年は11月10日が最終
-
誰も教えてくれない、科研費に採択されるコツを公開|研究費獲得に向けた戦略的視点2019年版
今年もまた、科学研究費助成事業(科研費)の締切が近づいてきた。自然科学系の研究者にとってはもちろんの