*

春の一大イベント・新潟淡麗「酒の陣」が今年も開幕|県内90の蔵元と500種類の日本酒が勢揃い

公開日: : 最終更新日:2016/03/11 オススメ, 南魚沼・新潟

今週の土曜と日曜日の二日間は、いよいよ日本酒党が待ちに待った年に一度のお祭り「酒の陣」ですよ!2004年に始まったこの祭りも、いまや毎年10万人以上を集める一大イベントとなり、今年で13回目の開催となる。毎年通っている方も、まだ行ったことがない方も、ぜひこの日だけは思う存分、旨い酒をしこたま飲んでくれ。

 

2014-03-15 10.20.53_tn

 

 

そんな日本酒の祭典の熱気あふれる様子は、以前に「日本酒の一大イベント『にいがた酒の陣』に行ってきた」でレポートした通りなのだがこれがまた異様な盛り上がりを見せるのである。新潟市の中心部にある会場「朱鷺メッセ」には、朝から長蛇の列となり、そしてようやく会場入りしても大混雑。お目当ての蔵元めがけてダッシュする人もいれば、飲食コーナーにビニールシートと荷物を広げて一日居座るグループもいる。とにかく、ものすごい熱気なのである。

 

2014-03-15 12.02.51_tn

 

 

もちろんその熱気は、酒が入ってさらに加速。各蔵元も次から次へと酒瓶を出して開けて注いでと大忙しだ。

 

2014-03-15 11.03.08_tn

 

 

だけどくれぐれも、飲み過ぎ注意、マネーを守って、みんなで楽しく美味しく飲んでくれよ。

 

2014-03-15 11.57.56_tn

 

 

というように、数多くの銘酒を誇る新潟県において、県内ほぼ全ての蔵元を集めたこのイベントは実に豪華そのものなのである。そして新潟の酒の味わいは「淡麗辛口」と形容されることが多いが、もちろんそれぞれの蔵元の個性によって、多種多様にして多彩な酒が揃っている。ぜひ自分のお気に入りの一本を見つけてみてはどうだろうか。

 

ちなみに南魚沼市には、全国区での人気を誇る「八海山」を生産している八海醸造に加え、知る人ぞ知る「鶴齢」を作り続けて300年の青木酒造、そしてこちらも熱烈ファンを有する「巻機」で知られる高千代酒造という、有名どころの3つもの蔵元があるのである。

 

shiozawa3

 

 

もちろん皆さんもご存知で飲んだことがある人も多いのが八海醸造だろうが、以前に「新潟県南魚沼市の銘酒『鶴齢』がJALビジネスクラスの機内食日本酒リストに登場」でアツく紹介しちゃったように、この「鶴齢」(写真上が蔵元の正面玄関)がとても味わい深いのである。純米大吟醸なんていう高価なものを選ばなくてよいから、より米の旨みが残るこの純米吟醸こそが、味の面でもお値段の面からも最もオススメできる一本なのである。ぜひどうぞ。

 

 

Amazon Campaign

follow us in feedly

関連記事

Amazon Audible (オーディブル) で「聴く」読書|おすすめオーディオブックの始め方

僕がオーディオブックというものを初めて知ったのはアメリカにいたときだった。プロのナレーターが本を朗読

記事を読む

「工場の祭典」が今年も新潟・燕三条で開催中

さて、今年も「工場の祭典」フェスティバルの時期がやってきましたね。もうご存知ですよね、新潟県燕三条地

記事を読む

もちろんご存知ですよね?ついに開幕、第四回OKB48選抜総選挙。センター推しは、三菱鉛筆ユニボール・シグノだ!

いよいよ第四回目となった「OKB48選抜総選挙」、熱い闘いが今年も始まった。もちろんOKBとは「お気

記事を読む

さらに充実した国語辞典を|中型の岩波『広辞苑』と三省堂『大辞林』が大幅改訂

さて、卒業・入学のシーズンがやってきた。そして、そんな季節の定番の贈り物といえば、もちろん国語辞典で

記事を読む

第69期将棋タイトル王座戦五番勝負最終第5局、新潟県南魚沼市で開幕せず!

さてさて、永瀬拓矢王座に木村一基九段が挑戦する第69期王座戦五番勝負、ご覧になってますか? 現在の四

記事を読む

Amazon買取サービスが面白い|古本業者にとっての新たな脅威

この秋の大きな話題の一つとして、動画配信サービスを各社が一斉に開始したことが挙げられるだろう。各種報

記事を読む

ニューヨーク・タイムズが選ぶ、今年絶対に行きたい世界52ヶ所:2016年版

さて今年もこのシーズンがやってきましたね。ニューヨーク・タイムズ紙が発表する「今年絶対に行きたい世界

記事を読む

今年の確定申告こそ電子申請で|クラウド会計とe-Tax の合わせ技で手続き簡略化

今年も確定申告の時期がやってきた。あす2月16日から申告期間が始まり、例年であれば3月15日までのと

記事を読む

艶やかに美しく|魅惑の文房具ガラスペンの世界

ガラスペンってご存知ですか? 僕自身つい最近まで知らなかったし、ましてや使ったことはおろか、触ったこ

記事を読む

新潟県南魚沼市の銘酒「鶴齢」がJALビジネスクラスの機内食日本酒リストに登場

JALが3月1日から、国際線の機内食にて春の新メニューを提供開始したというニュース。今回のメニュー刷

記事を読む

Amazon Campaign

Amazon Campaign

卒業・入学おめでとうキャンペーン|80年記念の新明解国語辞典で大人の仲間入り

今年もまた合格・卒業、そして進級・進学の季節がやってきた。そう、春は

食の街・新潟県南魚沼|日本一のコシヒカリで作る本気丼いよいよ最終週

さて、昨年10月から始まった2022年「南魚沼、本気丼」キャンペーン

震災で全村避難した山古志村|古志の火まつりファイナルを迎える

新潟県の山古志村という名前を聞いたことのある人の多くは、2004年1

将棋タイトル棋王戦第3局|新潟で歴史に残る名局をライブ観戦してきた

最年少記録を次々と塗り替える規格外のプロ棋士・藤井聡太の活躍ぶりは、

地元密着の優等生|アルビレックス新潟が生まれたサッカーの街とファンの熱狂

J2からJ1に昇格・復帰したアルビレックス新潟が今季絶好調だ。まだ4

【速報】ついに決定|14年ぶりの日本人宇宙飛行士は男女2名

先日のエントリ「選ばれるのは誰だ?夢とロマンの宇宙飛行士誕生の物語」

3年ぶりの開催|シン魚沼国際雪合戦大会で熱くなれ

先週末は、コロナで過去2年間見送られてきた、あの魚沼国際雪合戦大会が

国語の入試問題なぜ原作者は設問に答えられないのか?

僕はもうはるか昔から苦手だったのだ。国語の試験やら入試やらで聞かれる

PAGE TOP ↑