第69期将棋タイトル王座戦五番勝負最終第5局、新潟県南魚沼市で開幕せず!
さてさて、永瀬拓矢王座に木村一基九段が挑戦する第69期王座戦五番勝負、ご覧になってますか? 現在の四強の一角である永瀬王座は、もうひとつのタイトル叡王を失ったいま、この王座が唯一のタイトルであり、それを死守できるかどうか。かたや挑戦者の木村九段は、最年長で獲得したタイトル王位を若き王者・藤井聡太に奪われたものの、百折不撓の精神でふたたびタイトル戦の舞台に戻ってきた。そんな両者が向かい合う、どちらにとっても負けられない一戦がついに始まったのだ。
そして、今回われらが南魚沼にも注目して頂きたい。なんと最終第5局は、地元にある由緒ある旅館 ryugon での開催となっているのである!
以前は「龍言」という名前で知られていたこの高級旅館は、これまでにも多数の将棋タイトル戦が行われてきた舞台でもある。龍の名の通り、タイトル竜王戦を承知したこともあれば、今回のように王座戦での実績も豊富だ。いずれにしろ、将棋タイトル戦という華やかなシーンに相応しい、歴史と伝統と格式のあるお宿なのである。
そんな大注目の、ファイナルセット第5局、ついに南魚沼で、あのリニューアルしたばかりの ryugon で、なんと、まさかの、開幕せず!! でありました。。。
強い、強すぎる永瀬王座。第一局は、渾身の角打ちが決まって大逆転を演じた木村九段が勝利したものの、その後は永瀬王座が攻守に渡る盤石の構想で圧倒して3連勝。残念ながら第4局で決着となり、最終局までもつれる展開にはならなかったのである。
むちゃくちゃ残念であるが、ぜひまたの機会に地元のこの格調高いお宿で将棋タイトル戦が開かれることを期待したいし、そのときにはコロナ禍からの回復で、ぜひ地元ファン向けの前夜祭や大盤解説会などなど、これまであったような触れ合いの場と機会を楽しみに待ちたい。永瀬王座におかれましてはこれからも四天王のひとりとしてぜひとも「負けない将棋」を、そして木村九段におかれましては朗らかな人柄とトークそれに実力を兼ね合わせた「千駄ヶ谷の受け師」の人気棋士としても、ますますのご活躍を祈念しております。
Amazon Campaign
関連記事
-
日本のクラフトビールは新潟がアツいんです。ご存じでした?
さて、昨日書いた「アメリカのクラフトビールは実は美味しいんです」の続編。じつは日本のクラフトビールは
-
愉しく美味しく走ろう!南魚沼グルメマラソンを応援してきた
本日のKindleセール商品は、『ウルトラマラソンマン 46時間ノンストップで320kmを走り抜いた
-
サッカー日本代表W杯開幕戦:日本のサッカーを強くする25の視点
あと数時間で、日本対コートジボワール戦のキックオフ。おそらく今回も相当大勢の日本人が、このときばかり
-
囲碁タイトル7冠同時制覇|井山裕太と師匠・石井邦生が創りだした盤上の宇宙・独創の一手
すごいな、井山裕太。大きなニュースとなったことで、囲碁ファン以外にも伝わったであろう、7冠同時制覇へ
-
裸の男衆がつくる厳寒の異空間|越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭に行ってきた
ご存じの方は皆無だと思うが、越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭という祭りがある。上半身裸の男衆が「サンヨ!」
-
長岡の花火大会が今年も素晴らしかった|来年はぜひお越しください
日本三大花火のひとつに数えられる新潟県長岡市の大花火大会。僕は今年も、競争倍率激しい抽選をぶじに勝ち
-
稀代の絵師・伊藤若冲の作品群が日本に里帰り
ここ数年、日本美術がもの凄いブームと言ってよいほどの盛り上がりを見せているのはご存知の通りだ。そして
-
ニューヨーク・タイムズが選ぶ、今年絶対に行きたい世界52ヶ所
毎年1月恒例のニューヨーク・タイムズ紙の特集。昨年第1位に輝いたのはリオ・デ・ジャネイロだったが、今
-
選ばれるのは誰だ?夢とロマンの宇宙飛行士誕生の物語
もうすぐ14年ぶりの宇宙飛行士が決まるって知ってましたか? いや、知っているどころか応募しましたよね
-
将棋王将戦・挑戦者決定リーグが超豪華メンバーでついに開幕
やばい、ヤバい、超やばい。というくらい大興奮なのが、ついに始まった第70期王将戦、挑戦者決定リーグで