科研費に採択されたら使いたい、研究と事務を効率化するクラウドサービスおすすめ2選
研究者にとって4月は特別な季節。それはもちろん日本のほとんどの大学で新しい学年が始まるから、だけではない。科研費に採択されたかどうかの結果が分かるからでもあるのだ。この研究費に通れば数年間、まとまった研究費を受け取ることができ、その資金によって例えば、実験器具・試薬を購入したり、PCやプリンタを新調したり、学会出張費や、海外での調査活動の経費などに充てることができる。つまり、これに採択されるかどうかは、今後数年間の研究活動を大きく左右する、それだけ重要なことなのである。
だから、採択されればこれほど嬉しいことはないし、一方で残念ながら不採択であればなんとかこの一年を乗り切って来年こそはしっかりと研究資金を確保しようと意気込むことになる。日本の研究者は、そんな4月を迎えることが多いだろう。ちなみに、どのような研究課題が採択されているのかは、データベースとして一般公開されている。

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さて、今年の科研費に採択され、新たな研究に取り組もうとしている人におすすめしたいのが次の2つのクラウドサービスだ。僕自身これらを使い始めてからその便利さに驚くとともに、もはやなくてはならない研究支援サービスとなっている。その一つが、クラウドソーシングの Freelancer.com(フリーランサー・ドットコム)であり、もう一つがクラウド会計の freee(フリー)だ。
これらのクラウドサービスを使って、研究や事務等の日々の仕事がどれだけ効率化され、生産性向上につながるのかは、一度使ってみればすぐに実感できることだろう。無料でのお試しサービスが利用できるので、ぜひ一回でも利用してみることをおすすめしたい。そんな二つのクラウドサービスの詳細な使い方やそのメリットについては、以前に「科研費採択された研究者におすすめの2つのサービス|クラウドを利用して研究・事務作業を効率化する」でまとめた通りなので、合わせてご参考頂きたい。それでは今年度もがんばっていきましょう。
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