*

ニューヨーク・タイムズが選ぶ、今年絶対に行きたい世界52ヶ所:2017年版

公開日: : オススメ

毎年恒例のイベントといってもよいだろう、それがこのニューヨークタイムズ紙が選ぶ「今年絶対に行きたい世界52ヶ所」。“52 Places to Go in 2017” で掲載されている実に美しい写真や動画を確認して欲しいところだが、以下では簡単に今年の注目場所をピックアックしてみよう。

 

今年のランキング第1位に輝いたのが、カナダである。やはりアウトドア派にとっては、これほど冒険しがいのある国もなかなかないのであろう。自然豊かで綺麗な街並み。僕自身アメリカに留学していた時には隣国ということもあり、何度も訪れる機会のあった国だ。そのアメリカが今、次第に外国人にとって暮らしにくい環境となっている中、カナダへの移住や留学を考える人も増えている。これまでアメリカの陰に隠れて地味だったこのカナダという国だが、移民受け入れに積極的なその姿勢が、隣国の超大国アメリカの現在と極めて対照的であり、だからこそカナダの国策がいま大いに注目されている。

 

 

canada-1751464_640

 

 

 

第6位にランクインしたのはドゥブロヴニク(クロアチア)。残念ながら僕はまだ行ったことがないのだが、世界中から観光客を集める人気の世界遺産都市。日本人にとってはとくに、ジブリ映画「魔女の宅急便」のモデルともなった街であるという点が、憧れの場所ともなっている理由だろう。いつか絶対に行ってみたいね。

 

 

dubrovnik-512798_640

 

 

 

11位にはマラケシュ(モロッコ)が登場。僕もずっと行ってみたいと思っているモロッコだが、なかなか行く機会を見つけられない。しかしここモロッコも、長い歴史と独特の文化があり、それが多数の世界遺産を生んでいる背景にある。世界の多くの都市や国々がどんどんと均質化に向かう中にあって、モロッコという国の独自の特異性は多くの旅行者をひきつける。マラケシュの町が、われわれがイメージするものから変容してしまう前に、見ておかねばならないのかも知れない。

 

 

taj-mahal-366_640

 

 

 

15位には日本の大阪がリストアップされている。訪日外国人数の急増が日々ニュースとなる中、いまやリピーターの外国人の獲得競争が起こっている。北海道ニセコや新潟妙高はスキー客を集める一方で、都市観光とグルメで人気なのがこの大阪なのである。あのコテコテ感は大阪ならではあり、東京やシンガポールやバンコクでは味わえないものだ。実際に本学の留学生の多くも、大阪が大好き。東京に比べて経済の地盤沈下が著しい大阪・関西圏だが、外国人の注目はものすごく高く、そこに今後の可能性を見ているのではないだろうか。

 

lantern-1736702_640

 

 

 

19位にはマダガスカル。いやあ行ったことない場所ばかり並んで、ニューヨークタイムズのこのリストを眺めているだけで、とても旅行したい気分になる。日本人にとって、ガーナと言えばチョコレート、ブルガリアと言えばヨーグルト、と同じくらいに、マダガスカルといえばアイアイ、というのが第一印象だろう。それしかないというのが問題なのだ。それ以上のマダガスカルを見に、今年ははるばるこの島を訪れてみないか?

 

 

sea-1027999_640

 

 

 

26位にカザフスタン。ようやく僕も訪れたことがある場所が登場した。「中央アジア訪問記:天然資源に恵まれた大国カザフスタン」にも書いたように、僕は昨年、中央アジアのこの大国を訪れる機会があった。旧ソビエト連邦に属し、独立後は大統領の強力なリーダーシップのもと、豊富な天然資源を背景に急速な経済成長と遂げてきた。ふるくはシルクロードの交易路として栄えたこの地域が、いまどれだけ変貌したのか、ぜひそれを見にこの国を訪れてみて欲しい。

 

 

almaty-91219_640

 

 

 

49位に米国オレゴン州のポートランド。いまやアメリカで住みたい都市ナンバーワンにも挙げられるこの街は、環境都市としても知られる。ごみの分別とリサイクル、自転車レーンの整備、そして地産地消とオーガニックレストランの数々。そしてここはまたアメリカのクラフトビール革命の中心地でもあるのだ。以前に「アメリカのクラフトビールは実は美味しいんです」でも紹介したように、ここで火が付いたこの革命が、いま日本のビール市場に波及しているのである。美味いクラフトビールをぐびりと飲みに、この本場の街へ行ってみないか?

 

 

portland-841428_640

 

 

 

52位に琉球諸島。ずいぶんと前に行ったきりの沖縄。今年の夏くらいはまた行ってみたいと思うよね。青い海と青い空。海外まで行かなくても、沖縄にはそれだけ美しい自然がある。そしてもちろん伝統文化と郷土料理も。価格競争が激しくいまや極めて安価で行ける海外リゾートよりも、沖縄でしっとりとした休日を過ごすこともまた大きな贅沢と言えるだろう。ぜひもう一度行ってみようじゃないか。

 

okinawa-723246_640

 

 

 

というように、毎年毎年ニューヨークタイムズ紙のこの特集を読むたびに、もう一度どこかへ旅してみてくなる。そんな旅情をかきたてる名物特集の本年度版がこの“52 Places to Go in 2017” だ。ぜひお楽しみください。また海外ホテル予約なら、世界最大の旅行予約サイトExpediaか、10泊するたびに1泊無料となるHotels.comがお得でおすすめです。

 

 

Amazon Campaign

follow us in feedly

関連記事

photo credit: marcoderksen via photopin cc

ニューヨーク・タイムズが選ぶ、今年絶対に行きたい世界52ヶ所:2015年版

昨年「ニューヨーク・タイムズが選ぶ、今年絶対に行きたい世界52ヶ所」で書いたように、同紙では毎年1月

記事を読む

research proposal

科研費採択された研究者におすすめの2つのサービス|クラウドを利用して研究・事務作業を効率化する

科研費で利用したい研究効率化のための2つのサービス さて先日は、今年度の科学研究費助成事業(科研費

記事を読む

ebook-nyt

電子書籍市場の急拡大:2018年には米国と英国で紙書籍を追い抜くか

今年は、電子書籍がより一層勢いを増して拡大した一年だったと振り返ることが出来るだろう。2013年の始

記事を読む

2014-12-25 18.34.58

六本木ウィスキーヒルズに行ってきた。

昨年末、六本木ヒルズで開催されたイベント「Whisky Hills」に行ってきた。なにしろ「マッサン

記事を読む

2014-03-15 10.20.53_tn

春の一大イベント・新潟淡麗「酒の陣」が今年も開幕|県内90の蔵元と500種類の日本酒が勢揃い

今週の土曜と日曜日の二日間は、いよいよ日本酒党が待ちに待った年に一度のお祭り「酒の陣」ですよ!200

記事を読む

photo credit: djwtwo via photopin cc

マッサン・ブームに乗っかって、ウィスキー「余市」を飲んでみた:今まで飲まず嫌いでごめんなさい

ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝と、その妻リタをモデルとしたNHKの朝ドラ「マッサン」が面白い。い

記事を読む

amazon-kaitori

Amazon買取サービスが面白い|古本業者にとっての新たな脅威

この秋の大きな話題の一つとして、動画配信サービスを各社が一斉に開始したことが挙げられるだろう。各種報

記事を読む

photo credit: Andrew from Sydney via photopin cc

今年買って本当に良かったモノ:仕事の生産性を高めるオフィス・アイテム7選

今年もいよいよ年の瀬。この一年、仕事に関連するオフィス・アイテムを色々と買った中で、これは最高!と思

記事を読む

freelancer-projects

クラウドソーシングを使って優秀なリサーチアシスタントを早く安く簡単に探す

英語論文の校正にかかる費用と時間というのは、多くの研究者を悩ませるところだろう。安くて早くて質のいい

記事を読む

us-open-2016-wowow

錦織圭の全米オープンテニスをデータ生中継で応援しよう|初のグランドスラム優勝を目指して

全米オープンテニスに出場している錦織圭が見事に4回戦を突破し、2年ぶりのベスト8進出を決めた。ビッグ

記事を読む

Amazon Campaign

Amazon Campaign

kindle-1702
【Kindle大セール】人気コミックが新刊・既刊まとめて大規模キャンペーン

現在実施中の Kindle コミックの大セールに大注目。なんと人気作品

paper editing
英語論文の書き方:アカデミック・ライティングの決定版テキスト

僕が学生の論文を指導するにあたって、まずは徹底的に読み込むようアドバイ

medium_4455328823
スコット・ジュレク『EAT & RUN』は、世界各地を走り尽くし、食べ尽くし、そして語り尽くした名著

ベストセラー『EAT & RUN 100マイルを走る僕の旅』は

three main dictionaries
国語辞典を選ぶならこの3冊がおすすめ:現代語に強い三省堂・豊かな語釈の新明解・安定と安心の岩波

目的と用途に合わせてベストの国語辞典を見つけよう 国語辞典というのは

pens for writing
英語論文の書き方:よりモダンでクリアな英作文テキスト3選

「英文ライティングここから始める」で書いたように、そこで紹介したテキス

research proposal
科研費採択された研究者におすすめの2つのサービス|クラウドを利用して研究・事務作業を効率化する

科研費で利用したい研究効率化のための2つのサービス さて先日は、今年

amazon_student_service
大学入学おめでとう|Amazon Student 大学別会員数ランキングと春のキャンペーン

新入学生におすすめの Amazon Student プログラム 今春

writing and editing English
英語論文の書き方:英文ライティングここから始める必読テキスト4選

「あらためて国際大学(IUJ)の紹介:留学生の出身国」で書いたように、

PAGE TOP ↑