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ついに完結エヴァンゲリオン|ありがとうを君に

公開日: : オススメ

3/22月曜日、NHKで放送された「プロフェッショナル仕事の流儀」ご覧になっただろうか? 番組史上もっとも長い4年に渡る密着取材のうえで完成した「庵野秀明スペシャル」である。これは絶対に見た方がいい、見逃した方も、ぜひ見逃し配信で。

 

 

あの『エヴァンゲリオン』がついに完結する。番組は総監督・庵野秀明(60)に4年にわたって独占密着。これまで長期取材が決して許されなかった庵野の制作現場を、シリーズ完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で初めて余すところなく記録した。巨匠・宮崎駿をして「庵野は血を流しながら映画を作る」と言わしめるその現場で一体何が起きていたのか?稀代のクリエイターの実像に迫る75分スペシャル。

 

さて、ついに公開された新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。TVシリーズ放映から26年という月日を経てついに完結するエヴァンゲリオン。それだけでもう大注目なのだが、僕のように当時のTV放送を見ていた世代からすると、四半世紀をともに過ごした時間は長く、自分自身が歳月を重ねるにつれ、当初のシンジへの共感は、次第にミサトの組織人としての矜持に、そしてゲンドウの孤独に対する理解へとつながり、それだけ深い物語となった。だからこそ、この完結編の感慨は深く、感動は重い。観てよかった。ありがとう。

 


 

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