宗教と科学の壮大な人間ドラマ|漫画『チ。―地球の運動について―』がめちゃくちゃ面白い
第1集が出版されたときから異色の傑作漫画になると思って注目してきた『チ。ー地球の運動についてー』が、その面白さをさらに加速させながら、いよいよ第5集が登場した。
まだ読んだことがない人も多いだろうが、これは今のうちから絶対に読んでおくべき漫画と言ってよい。中世の時代、宗教の教えに抗いながらも、世界の真理、宇宙の法則を知りたいと願い、その知的好奇心のために命懸けで戦った人たちがいた。これはそんな壮大な人間ドラマを熱く描いた漫画なのである。それだけ作者が熱量を込めて、それこそ命を削るような思いで生み出したこの作品を、読まないわけにはいかないだろ? これからますます注目されるはずのこの漫画、いまならまだ間に合う、ぜひ第1集からまとめて読んで欲しい。間違いなく、人間の歴史、知識を得たいという渇望、その強い思いが伝わってくるはずだ。
いつでも決断の刻は突然訪れる。そして。
バデーニの計画実行のため、何より「感動」を守るため、オクジーは異端審問官・ノヴァクとの死闘へと赴く。グラス、オクジー、バデーニ、ヨレンタ、ピャスト、彼らが命を賭してまで追い求めた真理が示すのは、希望か、絶望か。私が終わる時、世界も終わる。みんなそう思ってたら、きっとこの世界はない。なんか凄いね笑
【編集担当からのおすすめ情報】
単行本1~4集累計80万部(紙+電子)突破!
「マンガ大賞2021」第2位受賞作!!
第1集で岩明 均氏、第2集で高橋しん氏、第4集で最果タヒ氏に絶賛され、多くの著名人・メディアからも注目を集める漫画の第5集です。
そしてなんと! いまだけ期間限定で、Amazon Kindle なら、第1集が無料で読めてしまうのだ。これは未読の人にとっては大チャンス。この歴史的大作となるであろう傑作漫画に、刮目せよ!!
動かせ 歴史を 心を 運命を ――星を。
舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――
命を捨てても曲げられない信念があるか? 世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか? アツい人間を描かせたら敵ナシの『ひゃくえむ。』魚豊が描く、歴史上最もアツい人々の物語!! ページを捲るたび血が沸き立つのを感じるはず。面白い漫画を読む喜びに打ち震えろ!!
Amazon Campaign
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