*

イェール大学出版局 リトル・ヒストリー|若い読者のための「考古学史」のすすめ

公開日: : 最終更新日:2020/09/07 Kindle, オススメ書籍

以前にも紹介したことのある、「イェール大学出版局 リトル・ヒストリー」のシリーズ。いまのところ5冊が翻訳出版されており、それぞれ経済学史、哲学史、アメリカ史、考古学史、そして宗教史となっている。これ、どの一冊をとっても初学者向けの入門書として素晴らしい内容なのだ。興味があればぜひとも手に取ってみて頂きたいシリーズなのである。

 

これまでにも電子書籍版は何度か半額セールとなっており、僕もそのたびに買いそろえてきたのだが、今はシリーズ第4巻の「考古学史」が通常の半額となっている。歴史というのは、なかなか勉強する機会がない。たとえ経済学を専攻していても、経済学史を学ばずに済んでしまうように。だからこそ、「考古学史」という、普段なじみのなさそうな分野について、ちょっと真面目に、そして体系的な知識を身につけたいな、と思ったときには、こうした入門書がまさにぴたりと最適なのである。いま読まなくとも、今後のためにシリーズ全書そろえておきたいだけに、今回の半額セールを見逃すなよ!

「歯切れよく、ぐっと引きこまれ、わかりやすい。ブライアン・フェイガンは、 明快でしっかりとしたメッセージを一般読者に届けることができる、 現代考古学界きっての著者だ。この本もまた例外ではない」
————ジェレミー・A・サブロフ(米国サンタフェ研究所・前所長/『人類学博士』著者)

人類学や地質学と連係しつつ発展してきた、グローバルで時空をこえた知的探求のあゆみ

一瞬にして火山灰に埋もれたポンペイの町はどのように発見され、発掘されたか。
氷河時代の洞窟内に描かれた壁画の作者は?
密林の奥にたたずむ古代遺跡、世界各地に現存する巨石モニュメントの謎など、コンパクトな40章で、考古学が誕生した18世紀から衛星画像や遠隔探査の技術が進歩した現代まで、世界先史学の権威がテンポよく案内する、地球規模の考古学の発展史。

Amazon Campaign

follow us in feedly

関連記事

ソーシャルディスタンスのいま最も濃密な人間関係|プロ将棋棋士の師弟愛と絆

この年末年始なにが盛り上がっているかと言えば、もちろん紅白歌合戦に箱根駅伝、ではないですよね。今年は

記事を読む

ゴリラ研究者にして京都大学新総長・山極寿一『「サル化」する人間社会』が、もんのすごく面白かった

現在シーズン2が放送中のNHKスペシャル「ホットスポット」。先月放送された第一回の「謎の類人猿の王国

記事を読む

正月の風物詩・箱根駅伝が今年もおもしろい

新年明けましておめでとうございます。新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、ステイホームの継続と静かな

記事を読む

conditional probability

今からでも遅くない|しっかり学ぶ統計学おすすめ教科書と関連書15選

今こそしっかり統計学を学ぼう 以前に「統計学が最強の学問である、という愛と幻想」で書いたように、こ

記事を読む

dinner table

サンフランシスコ発の口コミ情報サイト「Yelp」が日本上陸

米国の口コミ情報サイト「Yelp」(イェルプ)が日本でサービスを開始したというニュース(日経新聞)。

記事を読む

NHK探検バクモン「激闘!将棋会館」が面白かった|人工知能時代の天才棋士たち

先日NHKで放送された「探検バクモン」をご覧になっただろうか?「激闘!将棋会館」と題された今回は、東

記事を読む

『科研費獲得の方法とコツ』は、科研費申請予定の研究者必携の一冊

研究者にとっての秋は、科学研究費助成事業(科研費)の締切が迫る時期でもある。今年は11月10日が最終

記事を読む

今年のクリスマスもまたアメリカ現代社会の象徴「メガチャーチ」を思い出す

今年もいよいよクリスマス。そしてこの時期、毎年のように思い出すのがアメリカのメガチャーチである。「現

記事を読む

新しい Kindle Paperwhite を4,000円オフのキャンペーン価格で買った|電子書籍専用リーダーはやっぱり快適

長いこと愛用してきた Kindle Paperwhite だが、ついに先月新製品が発売され、しかもそ

記事を読む

[若きテクノロジストのアメリカ]宇宙を目指して海を渡る~MITで得た学び、NASA転職を決めた理由

『宇宙を目指して海を渡る~MITで得た学び、NASA転職を決めた理由』を読み終えた。少年の頃に天体に

記事を読む

Amazon Campaign

Amazon Campaign

卒業・入学おめでとうキャンペーン|80年記念の新明解国語辞典で大人の仲間入り

今年もまた合格・卒業、そして進級・進学の季節がやってきた。そう、春は

食の街・新潟県南魚沼|日本一のコシヒカリで作る本気丼いよいよ最終週

さて、昨年10月から始まった2022年「南魚沼、本気丼」キャンペーン

震災で全村避難した山古志村|古志の火まつりファイナルを迎える

新潟県の山古志村という名前を聞いたことのある人の多くは、2004年1

将棋タイトル棋王戦第3局|新潟で歴史に残る名局をライブ観戦してきた

最年少記録を次々と塗り替える規格外のプロ棋士・藤井聡太の活躍ぶりは、

地元密着の優等生|アルビレックス新潟が生まれたサッカーの街とファンの熱狂

J2からJ1に昇格・復帰したアルビレックス新潟が今季絶好調だ。まだ4

【速報】ついに決定|14年ぶりの日本人宇宙飛行士は男女2名

先日のエントリ「選ばれるのは誰だ?夢とロマンの宇宙飛行士誕生の物語」

3年ぶりの開催|シン魚沼国際雪合戦大会で熱くなれ

先週末は、コロナで過去2年間見送られてきた、あの魚沼国際雪合戦大会が

国語の入試問題なぜ原作者は設問に答えられないのか?

僕はもうはるか昔から苦手だったのだ。国語の試験やら入試やらで聞かれる

PAGE TOP ↑