マイクロソフト製ワイヤレス・キーボード Sculpt Ergonomic がスゴイ:手首が疲れないおすすめのデザイン
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最終更新日:2014/12/12
オススメ
前回「ScanSnapがスゴイ」で書いたように、僕が最近購入した研究室アイテムのうち、ベストは富士通のスキャナ「ScanSnap(スキャンスナップ)」である。これはもう間違いない。もっと早く買っておけばよかった、と思える逸品だ。
しかしながら、それに勝るとも劣らないアイテムがこちら、マイクロソフトのワイヤレス・キーボード Sculpt Ergonomic である(メーカー公式サイト)。その使い心地の素晴らしさと同時に、マイクロソフト社が製造していることに二度驚いた。マイクロソフトはもうキーボード専業メーカーになった方がユーザに支持されるんじゃなかろうか、と思ってしまったほどである(笑)
さて、そんな Sculpt Ergonomicは、以下のような特徴的なデザインをしている。最初に目を引くのが、左右のキーボードが割れるように配置されていることだろう。だが、このデザインの使いやすさに慣れてしまうと、これがいかに手首と腕に自然にフィットしているのかが分かる。それが顕著に現れるのが、ノートPCを利用するときだ。今まで何の疑問も持たずに使っていた従来のキーボードだが、一旦エルゴノミクス・デザインに慣れると、従来のデザインがいかに不自然に手首を固定していたか、それゆえいかにタイピングしていて疲れるのかが比較すると明らかなのである。
そんなエルゴノミクスデザインを横から見た写真が以下のもの。全体が滑らかな曲線を描いていること、そして前面に向かって緩やかな下りを描いていることがよく分かるだろう。これが手首に疲れを残さないデザインなのだ。それからもう一点見逃せないのが、このパームレスト。クッション性がある素材がじつに手首に優しくフィットする。汗がたまることもなく、従来のプラスチック製に比べて大幅な性能アップとなっている。
最後にこのマウスがまた特徴的なのだ。通常よく見るマウスよりも背が高く、全体が球状に近い形をしている。親指を置く位置が深く窪んでいるのも目を引くだろう。これもやはり手首全体で自然にマウスを包み込むようにデザインされた結果実現したものなのだ。キーボードと同様に、これも一旦この形に慣れてしまうと、もう従来のものには戻れない、それくらい素晴らしい使い心地なのである。
本製品を使う前、家電量販店に置いてあるキーボードをそれこそ端から端まで触って試打して使い比べてみたのだが、はっきり言ってこの製品がずば抜けて素晴らしかった。文句なしで選んだアイテムである。実際に使い始めてからは慣れるまでに少しの時間がかかったのだが、一方で予想以上に早く慣れるものだなというのが実感である。
PC作業が多く、キーボードを叩く時間が長い人にとっては、いかに手首に疲れを残さないかというのは、仕事の生産性を高める上で考え続けなくてはならない課題である。その答えの一つとして、手首が疲れにくいデザインのキーボードというものがあり、数ある製品の中でのベストとして僕が個人的に選んだのが、このマイクロソフト社製の Sculpt Ergonomic だったのだ。こういうのはまさに百聞は一見にしかず、というか一打にしかず、というものだと思う。ぜひ実際に触って試し打ちしてみてはどうだろうか。これまでのキーボードには、もう戻れなくなりますよ。
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