データと恋愛とバレンタインデー
バレンタインデーの週末、みなさまいかがお過ごし予定でしょうか?昨年「バレンタインの統計学と経済学」でも書いたように、このバレンタインデーという日はいまでもなお、カップルが成立しやすい特別な一日なのである(フェイスブック調べ)。どうぞ素敵な一日を。
さて、もう一つ「フェイスブック・データでみるバレンタインデー|世界中が愛を込めて」で紹介したように、social network service 上では、友情や恋愛を始めとする人間関係が如実に現れるために、フェイスブック・データからはとても面白いことが見えてくる。
それを宗教や年齢といった視点から、そしていつから付き合いが始まったのかといった恋愛形成までを、Facebook Data Science チームが大変興味深いコラムとしてまとめているので、関心がある方は以下のシリーズを一読してみてはどうだろうか。
- Love and Religion
- The Age of Love
- Flings or Lifetimes? The Duration of Facebook Relationships
- Looking for Love
- The Formation of Love
- When Love Goes Awry
そして、最後におすすめしたいのが、Economist 誌の “How an economist says “I love you”” という記事。2012年のバレンタインデーの日に掲載されたものでちょっと年数は経っているものの、その内容は全く色あせていない。いったい経済学者がどうやって愛を表現するのか、ぜひご覧ください。
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