最強のトイレがアメリカに上陸。一方の日本では「トイレとうんち」展が大人気
僕はトイレに並々ならぬ関心を持っている。本当に。だから、国連が「11月19日は世界トイレの日」と定め、途上国の衛生環境とくにトイレ事情を大幅に改善しようという活動に対しても大変興味がある。これはとても真面目な話だ。
一方でトイレ先進国の先頭をひた走るのが日本。そりゃあもう、外国人もびっくりのハイテクっぷりなのはご存じの通りだ。一体全体この進化がこの先どこへ向かうというのか、トイレファンは固唾を呑んで見守っているワケである。そんななか、先日ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた “Smart Toilets Arrive in U.S.: Japanese Commode Manufacturers Target New Market“が面白い。果たして日本のハイテクトイレは、どこまで米国文化の壁を破ることができるだろうか。
そんな国産ハイテクトイレがアメリカ市場に進出している今、日本では「トイレとうんち」展が大人気となっている。 その発信地がお台場の日本科学未来館の企画展「トイレ? 行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」だ。
すでに各メディアがアツく報じているように、非常にとんがった企画展となっている様子。
- 「トイレ」と「うんち」をテーマにした企画展が想像以上に斜め上だった
- うんちになってトイレを探検!?お台場のトイレ展がスゴイ!
この夏休みどこか1か所出かけるとしたら、ここなんじゃないかしら?というくらい気になる場所だ。ぜひ行ってみようじゃないか、そして世界のトイレ事情を学ぶとともに、日本がこの先もトイレ最先進国であり続けることを確認しようじゃないか。トイレ、深い。もっと勉強しなくては、という気になってきたよ。
Amazon Campaign

関連記事
-
-
いまこそ本当の宇宙兄弟を目指す|13年ぶりの宇宙飛行士選抜試験いよいよ始まる
大ヒット漫画『宇宙兄弟』を挙げるまでもなく、僕らはみな子供の頃から宇宙が大好きだった。そして、あの頃
-
-
サッカー日本代表W杯開幕戦:日本のサッカーを強くする25の視点
あと数時間で、日本対コートジボワール戦のキックオフ。おそらく今回も相当大勢の日本人が、このときばかり
-
-
将棋タイトル棋王戦第3局|新潟で歴史に残る名局をライブ観戦してきた
最年少記録を次々と塗り替える規格外のプロ棋士・藤井聡太の活躍ぶりは、毎度新聞やニュース等でも大々的
-
-
今年のノーベル経済学賞は「行動経済学」のリチャード・セイラーに
今年のノーベル経済学賞が発表され、行動経済学についての貢献が評価され、シカゴ大学のリチャード・セイラ
-
-
電子書籍市場の急拡大:2018年には米国と英国で紙書籍を追い抜くか
今年は、電子書籍がより一層勢いを増して拡大した一年だったと振り返ることが出来るだろう。2013年の始
-
-
キューバに行くなら今が最後のチャンス:アメリカ人観光客が殺到する前に
今年の「ニューヨーク・タイムズが選ぶ、今年絶対に行きたい世界52ヶ所」でも書いたように、今キューバが
-
-
【TEDトーク】モニカ・ルインスキーとネットいじめ|彼女が見つけた適切な関係
モニカ・ルインスキーという名前を久しぶりに聞いた。といっても、その名を記憶しているのは、ある程度の年
-
-
アメリカは卒業式シーズン|今年の著名人スピーチ一覧
5月から6月にかけてはアメリカの大学の卒業式シーズンだ。初夏のさわやかな日差しのもと、学校を卒業して
-
-
アメリカ地方自治体の分断:富裕層による独立運動
先日のNHKクローズアップ現代を興味深く視た。「“独立”する富裕層 ~アメリカ 深まる社会の分断~」
-
-
Wall Street Journal 125周年と、アメリカ現代史
ちょうど昨年、「フィナンシャル・タイムズ(FT)とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」で書い
Amazon Campaign
- PREV
- カブトムシと祭りと日本の夏
- NEXT
- 人生で大切なことは『アドルフに告ぐ』にも学んだ