今年も地元南魚沼で開催の裸祭りに(服を着て)行ってきた
公開日:
:
最終更新日:2017/03/06
南魚沼・新潟
3月3日は雛祭り、というのはあまりにもガールズ目線過ぎる。男ならここはやはり年に一度の一大イベント「裸祭り」の日、と答えて頂きたいところだ。というわけで、今年も行ってきました地元・南魚沼で開催の、1200年以上の歴史を誇る、正式名称「越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭」へと。
その毘沙門堂周辺を歩いていると、まずは稚児行列が準備しているのを発見。子どもたちにとっても大きなお祭りだからこそ、化粧も決まっています。
続けて見つけたのは、若い男衆の群れ。行進スタート地点に向かって歩いている様子。ちなみに南魚沼では今年は極めて雪が少ない冬を迎えているのだけれども、それでも当日はやっぱり寒い。風邪ひかないように、気合入れてどうぞ。
そして蝋燭に灯りをともし、いよいよスタンバイ。このあと大行列を整え、開催場所である毘沙門堂まで練り歩きます。
その毘沙門堂で待ち構える人たちの様子がこちら。メインイベントは夜から始まるにも関わらず、こちらも午後の早い時間から準備万端です。
これが通称「裸祭り」の正式名称です。ちなみに国際大学からも毎年、留学生グループがこの祭りに参加しており、寒い冬のさなかに(上半身)裸で町を歩き、かつ神聖な真水に体いっぱい浸かるばかりか、巨大な蝋燭を抱えて押し合うクレイジーな Naked men’s festival として知られています。
そして、夜になってから始まるメインイベントの押合いの様子については、去年僕自身が体を張って現場最前線で写真撮影してきたレポート「裸の男衆がつくる厳寒の異空間|越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭に行ってきた」をご覧頂ければ幸いです。この祭りが終わると、南魚沼もいよいよ春らしくなってきます。
Amazon Campaign
関連記事
-
越後妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」|おすすめの読むべき4冊と訪れるべき5ヶ所
「今年の夏は「大地の芸術祭」越後妻有アートトリエンナーレへようこそ!」で紹介したように、今年は3年に
-
震災で全村避難した山古志村|古志の火まつりファイナルを迎える
新潟県の山古志村という名前を聞いたことのある人の多くは、2004年10月に起こった中越地震に関して
-
3年ぶりの開催|シン魚沼国際雪合戦大会で熱くなれ
先週末は、コロナで過去2年間見送られてきた、あの魚沼国際雪合戦大会が3年ぶりのフル開催となった。じ
-
食の街・新潟県南魚沼|日本一のコシヒカリで作る本気丼いよいよ最終週
さて、昨年10月から始まった2022年「南魚沼、本気丼」キャンペーンも、いよいよ今週末3月19日で
-
越前・越中・越後と、上越・中越・下越
新潟県の面積はなかなかに大きいのだが、さて、日本の都道府県の面積を大きい順に5番目くらいまで正確に言
-
3年に一度のアートの祭典|越後妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」は今週末まで
「今年の夏は「大地の芸術祭」越後妻有アートトリエンナーレへようこそ!」でも紹介したように、今年は三年
-
アートで生まれ変わった清津峡渓谷トンネル|越後妻有アート・トリエンナーレ「大地の芸術祭」の舞台へ
9月の連休を皮切りに、これから秋の行楽シーズンがはじまる。もちろん今年はコロナ禍でこれまでと同じよう
-
第69期将棋タイトル王座戦五番勝負最終第5局、新潟県南魚沼市で開幕せず!
さてさて、永瀬拓矢王座に木村一基九段が挑戦する第69期王座戦五番勝負、ご覧になってますか? 現在の四
-
カブトムシと祭りと日本の夏
ままま、マジですかっ!家の裏でカブトムシを発見しました!いやぁ、カブトムシってデパート以外にもちゃん
-
新潟県南魚沼市の銘酒「鶴齢」がJALビジネスクラスの機内食日本酒リストに登場
JALが3月1日から、国際線の機内食にて春の新メニューを提供開始したというニュース。今回のメニュー刷