Kindle 版がいま大幅値下げ中の、おすすめ英語テキストまとめ
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最終更新日:2014/05/28
英語
さて前回書いたように、おすすめの一冊『ビジネスパーソンの英単語帳』がKindle 版で大幅値下げセールをしている。
しかし、いまお買い得なのはこれだけではない。ということで、これまで紹介してきたお薦めテキスト(英語ライティングおすすめ参考書 および 英語スピーキングおすすめ参考書)のうち、Kindle版が現在大幅値下げ中のものを以下にまとめておこう。
photo credit: ginnerobot via photopin cc
英語ライティング基礎
これまで繰り返しオススメしてきた以下の3冊。クリアな英文を書くためのトレーニングに欠かせない必読書と言えるだろう。”On Writing Well” はアメリカの大学の多くで利用されているロングセラーにしてベストセラーの一冊。”Clean, Well-Lighted Sentences” や “How to Not Write Bad” は、よりモダンで読みやすい内容。いずれも素晴らしいテキストだ。
英語論文アカデミック・ライティング
英語アカデミック・ライティングの決定版とも言える以下の2冊もKindle版が安い。自然科学系なら “Science Research Writing for Non-Native Speakers of English” が、経済学含め社会科学系を専攻しているなら “English for Writing Research Papers” がおすすめ。英語論文の書き方概論だけでなく、論文の各章で何を書くか、どう書くか、そして英語ノンネイティブだからこその失敗例と添削例が並び、とても実践的で役に立つ。
英語プレゼンテーションとソーシャリゼーション
上記の著者 Adrian Wallwork は、アカデミック・ライティング以外のテキストもシリーズで出版しており、どれもがオススメできる内容。とくに、学会発表を中心としたプレゼンテーションと、レセプション等での「社交」について解説した以下の2冊は、そういうものに苦手意識を持ちがちなワレワレ日本人にとって参考になるものだ。もちろんそのアドバイス通りにする必要はまったくなく、なんだそういうものかと、とりあえず読んでおくだけで気分がラクになる(笑)。
英語を書き続けるための習慣づくり
「書けない」というのは、つまり「書く習慣」が身に付いていないからだと指摘するのが以下の2冊。そして習慣づけるためには「マネジメント」が必要であると説き、時間の使い方や、進捗の記録そしてアウトプットの確認等々、writing management について解説した本書は、実に practical な内容である。
日本語による英語テキスト
洋書テキストほどの値下げではないものの、日本語で書かれた英語テキストにも、Kindle版が大幅に安いものが多く、英語学習に電子書籍は欠かせないツールだと改めて思う。ただ、Kindle電子書籍はアマゾンのKindle端末がないと読めないと思っている人が意外と多い。
しかし実際には、iPhone でも iPad でも Android(スマホ/タブレット)でも「Kindle無料アプリ」をインストールするだけで読めるわけだから、ぜひ一度試してみたらよいと思う。これだけ快適な読み心地に加え、これほどの価格破壊ときたら、「本を読むならとうぜん紙でしょ!」だった僕がすっかり電子書籍にはまってしまったのも、当然といえば当然なのだと思う。
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