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最強のトイレがアメリカに上陸。一方の日本では「トイレとうんち」展が大人気

公開日: : 最終更新日:2018/09/19 アメリカ, アート, ニュース, 日本

僕はトイレに並々ならぬ関心を持っている。本当に。だから、国連が「11月19日は世界トイレの日」と定め、途上国の衛生環境とくにトイレ事情を大幅に改善しようという活動に対しても大変興味がある。これはとても真面目な話だ。

 

一方でトイレ先進国の先頭をひた走るのが日本。そりゃあもう、外国人もびっくりのハイテクっぷりなのはご存じの通りだ。一体全体この進化がこの先どこへ向かうというのか、トイレファンは固唾を呑んで見守っているワケである。そんななか、先日ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた “Smart Toilets Arrive in U.S.: Japanese Commode Manufacturers Target New Marketが面白い。果たして日本のハイテクトイレは、どこまで米国文化の壁を破ることができるだろうか。

 

そんな国産ハイテクトイレがアメリカ市場に進出している今、日本では「トイレとうんち」展が大人気となっている。 その発信地がお台場の日本科学未来館の企画展「トイレ? 行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」だ。

 

toilet museum

 

 

すでに各メディアがアツく報じているように、非常にとんがった企画展となっている様子。

 

この夏休みどこか1か所出かけるとしたら、ここなんじゃないかしら?というくらい気になる場所だ。ぜひ行ってみようじゃないか、そして世界のトイレ事情を学ぶとともに、日本がこの先もトイレ最先進国であり続けることを確認しようじゃないか。トイレ、深い。もっと勉強しなくては、という気になってきたよ。

 

 

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