*

サッカー日本代表W杯開幕戦:日本のサッカーを強くする25の視点

公開日: : オススメ書籍, ニュース

あと数時間で、日本対コートジボワール戦のキックオフ。おそらく今回も相当大勢の日本人が、このときばかりはと応援するのだろう。Economist 誌の記事では、以下のように各国の国民がどれくらい前回(2010年)のW杯を視聴したのかをまとめている。日本はなんと堂々の第一位だ。あとは、サッカーの実力もそれに見合うくらいになるのを願うのみだろう。

 

spotting-the-balls

 

さて、そんな日本代表の開幕に合わせ、Kindleの本日の日替わりセールに『フット×ブレインの思考法 日本のサッカーを強くする25の視点』が登場した。

テレビ東京系列のサッカー番組『FOOT×BRAIN』。ダイヤモンドサッカー以来の伝統を誇るテレビ東京らしい、硬派なサッカー番組として、深いサッカーファンの支持を集めています。番組は「日本サッカーが強くなるためにできることのすべて」をテーマに、選手ばかりではなく、スカウト、監督、レフェリーからクラブのフロントや経営者、時には他の競技の成功者などをゲストとして迎え、日本のサッカーが世界で闘うための方法を考えていきます。本書は、80回を超える『FOOT×BRAIN』の番組の中から、25本を厳選。360度、あらゆる角度からサッカーを考えていきます。また、各回のゲストの名言を、プロフェッショナルの言葉として掲載、あらためて日本サッカーが強くなるための方法を考えます。

 

Kindle書籍をずいぶんと読むようになり、「ふだん漫画を読まない僕がKindleコミックにハマった」ように、このKindle日替わりセールというのは通常の半額以下になるという価格破壊もあいまって、僕もついつい毎日チェックしてしまう。もはや完全にAmazonの思う壺なのである(苦笑)。そんな一冊一冊を毎日どういうアルゴリズムでピックアップしているのかはもちろん不明だが、今日のこの開幕戦に合わせ、本書『日本のサッカーを強くする25の視点』を挙げてきたというのは、納得のチョイスと言えるだろう。

 

 

Amazon Campaign

follow us in feedly

関連記事

秘境・辺境探検家の高野秀行はセンス抜群の海外放浪ノンフィクション作家

世界の秘境・辺境探検家である高野秀行の作品はどれも類例のない傑作ノンフィクションばかりなのだが、本書

記事を読む

食べログ評価とレストランオーナーの憂鬱

東洋経済ONLINE「食べログに勝訴でも飲食店が抱く『後味の悪さ』」等でも報じられているように、グル

記事を読む

2020年、本ブログで人気だった英語論文ライティングの参考書ベスト5冊

先日のエントリ「いま国語辞典がおもしろい|10年ぶりの大幅改訂による最新版あいつぐ」で紹介したように

記事を読む

flag of bhutan

西水美恵子著『国をつくるという仕事』が称賛する、ブータン国王のリーダーシップ

ブータン訪問記の続き。 ちょっとブータンまで行ってきた。 ブータンではみんな王室と国王と

記事を読む

イスラムとアラブを知るための入門書

今年に入ってから、「イスラム国」に関する書籍が相次いだ。世界の脅威となっているこの存在を謎や不明のま

記事を読む

三浦しをんのマニアックな職業視点がいちいち面白い:今度の舞台は社史編纂室

次々と面白い小説を発表し続ける三浦しをん。そんな彼女のモチベーションは、世の中にこんな仕事があったな

記事を読む

華麗な舞台の裏にあるプロテニス選手の過酷な生活|ランキングシステムが生んだ世界的超格差社会

2018年の全豪オープンテニスがフェデラーの優勝で幕を閉じた。自身が持つ四大大会最多優勝記録を20勝

記事を読む

大ヒット『英国一家、日本を食べる』がなんとNHKでアニメ化|初回放送が予想以上におもしろかった

ちょっと前に『英国一家、日本を食べる』という本が、その続編「ますます食べる」も含めて大きな話題となっ

記事を読む

japanese igo

囲碁タイトル7冠同時制覇|井山裕太と師匠・石井邦生が創りだした盤上の宇宙・独創の一手

すごいな、井山裕太。大きなニュースとなったことで、囲碁ファン以外にも伝わったであろう、7冠同時制覇へ

記事を読む

ニッポンの国宝と景観を守る:外国人だけが知っている美しい日本

昨日書いた「キューバに行くなら今が最後のチャンス」の中で、この国の文化と歴史が色濃く残っているうちに

記事を読む

Amazon Campaign

Amazon Campaign

卒業・入学おめでとうキャンペーン|80年記念の新明解国語辞典で大人の仲間入り

今年もまた合格・卒業、そして進級・進学の季節がやってきた。そう、春は

食の街・新潟県南魚沼|日本一のコシヒカリで作る本気丼いよいよ最終週

さて、昨年10月から始まった2022年「南魚沼、本気丼」キャンペーン

震災で全村避難した山古志村|古志の火まつりファイナルを迎える

新潟県の山古志村という名前を聞いたことのある人の多くは、2004年1

将棋タイトル棋王戦第3局|新潟で歴史に残る名局をライブ観戦してきた

最年少記録を次々と塗り替える規格外のプロ棋士・藤井聡太の活躍ぶりは、

地元密着の優等生|アルビレックス新潟が生まれたサッカーの街とファンの熱狂

J2からJ1に昇格・復帰したアルビレックス新潟が今季絶好調だ。まだ4

【速報】ついに決定|14年ぶりの日本人宇宙飛行士は男女2名

先日のエントリ「選ばれるのは誰だ?夢とロマンの宇宙飛行士誕生の物語」

3年ぶりの開催|シン魚沼国際雪合戦大会で熱くなれ

先週末は、コロナで過去2年間見送られてきた、あの魚沼国際雪合戦大会が

国語の入試問題なぜ原作者は設問に答えられないのか?

僕はもうはるか昔から苦手だったのだ。国語の試験やら入試やらで聞かれる

PAGE TOP ↑