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錦織圭と大坂なおみの全米オープンテニス2019

公開日: : スポーツ

さて、いよいよ始まった今年の全米オープンテニス。錦織圭は、相手選手の途中棄権があったものの、初戦を無事に突破したところだ。順調に勝ち進めば準々決勝でフェデラーと対戦することになるが、得意の全米コートでぜひともこれまでの最高成績・準優勝を超え、優勝を目指して欲しいところだ。錦織圭にとっては、二十代最後の4大大会となる。若手選手の追い上げもあるなか、ぜひとも貫禄を見せる戦いを続けてもらいたい。

 

 

 

そしてもちろん、大坂なおみの今年の全米オープンからも目が離せない。去年圧倒的な飛躍の年を過ごし、世界ナンバーワンへと駆け上がった大坂なおみ。その背景には、サーシャ・バインによる名コーチングがあったのはよく知られるところだ。本書『心を強くする』には、そんなバインコーチがどのように大坂なおみを指導していったのか、とくに自信の持たせ方に注目して読むと興味深い。そして本書で告白されるように、二人の関係に終止符が打たれたのは、大坂なおみサイドからのものであり、バインコーチとしては将来もう一度大坂を指導したいという気持ちを持っているようだ。

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ビジネスマン、学生など、夢へ向かうすべての人に。教師、部下がいる人、育児中の親など、「人を伸ばす方法」が知りたい人にも。本書は、大坂なおみを日本人初の全米オープン・全豪オープン連続制覇、世界ランキングNo.1へと導いた「世界最優秀コーチ」が、その旅路のすべてを明かしつつ、あなたの人生を変えるメンタル教本としてまとめた「特別な本」です。

 

 

いずれにしろ、2019年のテニスシーズン最後を飾る全米オープン。錦織圭が2014年に自身最高の準優勝を記録した全米、そして大坂なおみが2018年に衝撃の初優勝を遂げた全米、その全米オープンがついに開幕した。その二人の熱い戦いを、今年はさらに熱く応援したいと思う。




 

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