日本酒の一大イベント「にいがた酒の陣」に行ってきた
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最終更新日:2014/11/17
南魚沼・新潟
さてさて先日紹介したように、新潟県内約100の日本酒蔵元が勢揃いするのがこのイベント「新潟淡麗にいがた酒の陣」だ。それでは早速、昨日行ったきたその様子を報告しよう。イベントは本日までですよ!今年逃した方は是非また来年お越しください。
会場は新潟市内中心部にある朱鷺メッセ。10時開場ということで、それより30分ほど前に到着したのだが、既に大行列。来場者みなさんの気合と熱気がビンビン伝わってくる。一年に一度の日本酒の祭り、酒盛りですからね!
新潟県内には約100の蔵元があり、これは全国最多。それが勢揃いするわけだからなかなかの壮観なのである。来場者それぞれ目当ての酒蔵があるのはもちろんのこと、新しい蔵元や新酒との出会いもまた、こうしたイベントの醍醐味だろう。
朱鷺メッセの中に入ってからも行列はまだまだ続く。本当うかつだった。まさかこんなに人が来るなんて・・・。来年はもっと早起きして来るしかあるまい。
ようやく辿り着いた入場門。気分もさらに盛り上がる。当日券は2,500円だがここで買い求める人などほぼ皆無。そりゃあもちろん皆さん、前売り券を購入して(2,000円)準備万端なわけである。
そしてついにメイン会場に突入!と思いきや、すでに人だかり、人だかり、人だかり。各ブースで日本酒が振る舞われている他、会場脇には出店も並んでいる。その匂いと煙も充満して会場はもはやカオス。ここって東南アジアの都市かっていうくらいの熱気に包まれている。
各ブースでは、蔵元が用意した定番の銘柄から、このイベントのために作った新種までがズラリと並ぶ。純米大吟醸、吟醸、本醸造などなど。
飲めや飲めや飲めや、とばかりガンガンついで回る蔵元スタッフの皆さん。ちなみに入場券にお猪口がついているんです。飲めや祭りじゃ!
酒米も、山田錦から五百万石、そして新潟県産の越淡麗まで様々ものが利用されている。だからこその飲み比べよ!
どこのブースも大人気で、人だかりとそれをかき分けてお猪口を差し出す手の数々。スタッフの方々も大忙しだ。
もちろん各ブースいずれもその場で即売になっており、気に入った酒を購入する人も多い。しかも、その場で開けて会場わきでは既に御座やシートを敷いて宴会が始まっている模様。料理を持ち込んでいる人も多く、いやあ何て自由なイベントなんだと驚いた。
その他会場では、越後杜氏と語る会や、利き酒コンテスト、おつまみ選手権なんていうのも開催されていた。一日いても飽きないイベントだし、それこそ全蔵元制覇するには、やっぱり二日は必要だな。
武勇伝禁止、ピッチ落とせ等々、ユニークなサインの数々。
というわけで、僕が初参戦した今年の「酒の陣」は、予想を超える大変なにぎわいようだったのである。やっぱ日本酒はええぞ。しかも新潟産のはクオリティが高く、バラエティが豊富。今後とも新潟の酒をよろしく。
これから日本酒を飲み始めてみようという方には、新潟県産おすすめの日本酒で紹介したように、朝日酒造の「久保田」、八海山酒造の「八海山」、宮尾酒造の「〆張鶴」あたりからスタートしてはどうだろうか。淡麗の旨味をぜひご堪能あれ。
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