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WOWOW「連続ドラマW」これまでのおすすめ作品:このドラマがすごい

公開日: : 最終更新日:2018/11/01 オススメ番組・映画・ドラマ

WOWOWで絶賛放送されている「連続ドラマW」をご存じですか? 僕はこのシリーズが見たくて有料放送のWOWOWに加入しているのだが、いまどきお金を払ってまで見たいドラマなんてどれだけありますか?民放ドラマでは考えられないほどの圧倒的なクオリティ、それがこの「連続ドラマW」の魅力なのである。雑誌現代ビジネスの記事「真田丸、沈まぬ太陽…NHKとWOWOWだけが圧倒的に面白い理由」もぜひ参考にして頂きたい。今回はぜひとも、この素晴らしいWOWOW「連続ドラマW」シリーズをもっと多くの人に知ってもらいたく、以下とことん詳しくこれまでの作品群の紹介し、そしてなぜWOWOWだけが面白い作品を作れるのか、じっくりと解説してみたいと思う。

 

しかも、である。2018年11月、今月はWOWOWに新規で加入するのがもっともお得な1ヵ月となりそうなのだ。その理由もやはりこの連続ドラマWシリーズなのである。なにしろ、あの「パンドラ」シリーズの最新作が満を持して登場するのだから。これはもう今から興奮して本放送をいまかいまかと待つしかあるまい。というのも、「パンドラ」シリーズは、そもそもWOWOWにおけるこの連続ドラマWシリーズの原点ともいうべき存在であり、ここから大人のための見応え十分な高品質ドラマが続々と生み出されていったのだ。パンドラ第1作は、がん特効薬を開発した研究者をめぐる数々の陰謀と暗躍を、第2作では遺伝子組み換え食物に群がる世界中の企業と欲望を、第3作では自殺防止治療薬によって自信過剰となった一国のリーダーが理想として描いた未来を、そして第4作ではクローン人間にまつわる悲哀を取り上げてきた。いずれも実に現代的なテーマであり、それが生々しいシナリオと、名優たちの迫真の演技によって、圧倒的なスケールのエンターテインメントとなっているのだ。11月放送開始の「パンドラ」最新作は、絶対に見逃せないぞ!

 

 

というように、今月からは待望のパンドラ最新作「パンドラⅣ  AI戦争」が始まる。そんな話題作がめじろ押しのWOWOWはもちろん有料放送だからこそできる大満足のクオリティなのだが、じつはそんなにお高くないのである。なにしろ加入料はなし、初期費用もなし、何もコストがかからずに今日から全放送を視聴することができるのだ。しかも、である。今なら加入月には視聴料までもが無料、という新規入会キャンペーンがあるものだから、今日加入した人は今月末まで、ドラマ「真犯人」も含めた全番組が無料で視聴できてしまうのだ。もちろん来月からは加入料がかかるようになるが、それも新作ドラマ「パンドラ」が視聴できるのだから、それくらいは払っても十分元がとれるはずだ。というように、2018年11月ほど、WOWOWの新規加入にふさわしいタイミングはないはずだ。詳しくは公式サイト WOWOWオンライン にてご確認を。今、WOWOW の連続ドラマがものすごく面白いんです!

 

 

 

本記事の目次

今年こそ WOWOW の大人のためのドラマを見る価値がある

地上波のテレビ番組がまったく面白くない。そう感じている人、多いですよね?ドラマもバラエティも、時間つぶしに見るかもしれないけれど、これ面白いっ!っていう番組ありますか?毎週楽しみにしているっ!っていうドラマ、ありますか?

 

残念なことに、いまどきの地上波のテレビ番組に面白さを期待することが無理なのかも知れない。まさにそう感じていた僕自身が、衝撃を受けたのがこの WOWOW オリジナル製作によるドラマのクオリティの高さだったのだ。地上波に代わる、まったく新たな選択肢として、僕のように WOWOW を考えてみてはどうだろうか?そしてその選択肢は絶対に間違うことがないと断言したい。なにしろ、それくらい面白い番組が、とくにドラマが、WOWOWにはずらりと揃っているのだから。

 

作品の詳細や放送スケジュールについては、公式の WOWOWオンライン で確認するのがベストだ。そしてもう一つ大事なことに、なんと今なら新規入会キャンペーンで、今月は視聴料がかからないのである。だったら、地上波テレビ放送がもっとも面白くないこの時代にこそ、優れたコンテンツが満載の WOWOW を、1ヶ月分無料で楽しんでみてはどうだろうか。視聴してみていまいちだなあと思ったら、来月解約すればいいだけのこと。そしてそれが間違いなく良い選択をしたと思って頂けるくらい、この WOWOWドラマは本当に見ごたえのある、大人のための作品群なのである。それを今から詳しく丁寧に、そしてしつこいくらいに紹介していきたいと思う。ぜひハマってみてよ、この面白さに。

 



 

WOWOW「連続ドラマW」はここがスゴイ

この「連続ドラマW」シリーズのスゴさの秘密は、第一になんといってもドラマの題材。これまでにも死刑判決、地熱発電、臓器移植、癌特効薬、遺伝子組換食物、学術研究捏造等々、極めて現代的なテーマをずらりと揃え、大人のための本格的社会派ドラマを確立させたこと。第二のスゴさが、スピーディでスリリングなストーリー展開。全5話で完結する構成は「起・承・転・転・結」と一切の無駄がない。もちろんWOWOWだからCMも挿入されない。これに慣れると中だるみのまま10週も続く民放ドラマにはもう耐えられなくなるだろう。そして第三に、実力派俳優を揃えたキャスティングの妙。視るものを唸らせるほどの迫力ある芝居に毎回くぎ付けになる。先日掲載された現代ビジネスの記事「真田丸、沈まぬ太陽…NHKとWOWOWだけが圧倒的に面白い理由」でも同様に、WOWOWドラマを絶賛していたので、ぜひこちらもご参考に、WOWOWが誇る圧倒的クオリティに触れて頂きたい。

 

WOWOW-drama-2014

 

そんな高品質の大人ドラマが、毎月2つも新作が投入されているのである。次第に認知度が高まってきたこのオリジナル「連続ドラマW」シリーズだが、WOWOWに加入してよかったと間違いなく思えるほどの満足度。しかも、ドラマや映画好きならばTSUTAYAでDVDを借りるよりもずっと安くつく。ぜひこの素晴らしい大人のためのドラマを、もっと多くの人に知ってほしいと思う。

 

さて、それではここで、過去の「連続ドラマW」シリーズの中から、僕が釘付けにされた名作の数々を紹介しておきたい。何しろこれだけのドラマが勢揃いしているのだ。ぜひともこの中のいくつかを見て、そのクオリティがお金を払ってもなお高い満足が得られるものだと実感して頂きたい。

 

現代社会を鋭い視点で描いた「パンドラ」シリーズ

まずは何といってもこの「パンドラ」シリーズをおすすめしたい。取り上げるテーマは、ガンの特効薬をめぐる人間の欲望、食糧危機と遺伝子組換え作物、愛国心と日本の再軍備化、そして人間クローン技術と生命倫理といったように、現代社会が抱える課題に鋭く斬り込んだものたばかりだ。これこそ大人のドラマと呼ぶに相応しい、最高傑作シリーズをぜひご覧頂きたい。

パンドラ

連続ドラマWの記念すべき第一作品となったのが、この「パンドラ」だ。人気脚本家・井上由美子が書き下ろす骨太な本格医療サスペンスは、大人のための珠玉のドラマに仕上がっている。癌の特効薬を発見した医師は、しかしそのことがきっかけとなり、様々な関係者からその技術を狙われることとなる。スピーディな展開に演技派俳優たちの好演・熱演。すべてにおいて力の入ったこのドラマに、僕はもう本当に衝撃を受けてしまったのである。WOWOW「連続ドラマW」の成功を決定づけた最高の作品。

18年の研究の末、1人の医師がすべてのガンを完全に死滅させる事ができる特効薬を発見した。ガンで苦しむ人々を救いたいという純粋な動機から発見されたはずの奇跡の新薬は、その存在を聞きつけた様々な人間の欲望をあらわにし、争いを生み出す災いの種となった・・・。

 

 

パンドラ2 飢餓列島

井上由美子が続けて放った作品が、この「パンドラ2」。今度は地球温暖化と不作による世界的な食糧危機をテーマとしたサスペンスであり、これも実に現代的な課題と言えよう。通常の4倍のスピードで成長する遺伝子組換えトウモロコシの開発に成功した農学者の周辺で、その権利を手中に収めようと各国の政府やファンドが蠢く。主要穀物の多くを輸入に頼る日本だからこそ舞台設定された傑作であり、まさに本格的社会派ドラマと呼ぶに相応しい。

世界的な食糧危機が発生し穀物を輸入に頼る日本は、半年以内に飢餓状態に陥ることが判明。政府はその事実を隠ぺいし打開策を検討するが…。

 

 

パンドラ3 革命前夜

「パンドラ3」では今度は日本の首相が主役となる。自殺防止の治療を極秘で受けた副作用により、気弱だった性格までが一変してしまう。自信を漲らせるリーダーとして生まれ変わり、愛国心を全面に出した国策を次々と打ち出していくなか、日本再軍備化を目指す元海上自衛隊幹部が暗躍する。将来の希望を見いだせない若者を扇動し革命へと駆り立てていき、そしてついにその日がやってくる。

自殺防止の治療法を発明した男。彼が生み出したのは、救世主なのか独裁者なのか。脳科学と政治腐敗をめぐり、8人の思惑が絡みあう、全8日間。

 

 

パンドラ 永遠の命

革命的な発明によりパンドラの箱を開いた人々の運命を描く「パンドラ」シリーズ最新作「パンドラ・スペシャル」は、クローン技術をテーマに、命とは何か生命倫理をどう考えるべきかを問う。天才科学者の追究と孤独、そして希望と絶望とを、『半沢直樹』とも『リーガル・ハイ』ともそして『真田丸』とも全く異なる堺雅人が熱演する。いま、この「ドラマW」こそが、俳優にとってもっとも演じたい役を用意してくれるドラマなのではないかと思わずにはいられない。いま WOWOWが最高に面白い!

優秀な医学者・鈴木元(堺雅人)は、クローン技術の革新的な発見をする。だが倫理上の問題から上司の榊原道隆(伊武雅刀)から反対を受け衝突、大学の研究室を追われることに。7年後、地方の医者となった鈴木は、突如ある殺人事件に巻き込まれる…。

 

 

もちろん「連続ドラマW」シリーズには、上記の「パンドラ」シリーズ以外にも秀作が多く、個人的にも毎度新シリーズの放送を楽しみにしている。これまで僕自身はほとんど全ての作品を見てきたが、どれも素晴らしい出来でイチオシのものばかりだ。

 

日本の社会的課題を目の前に突き付けた3作品

原子力に代わるエネルギー問題を取り上げた『マグマ』、違法な食品廃棄の闇を暴き出した『震える牛』、そして研究捏造スキャンダルに迫った『血の塩』。これらはいずれもフィクションとしてドラマ化されたものだが、もうお分かりのように我々はこれと非常によく似た現実に面してきた。小説とは言えない怖さがここにあり、それを迫力ある映像に仕上げたのが他ならぬ WOWOW だったのである。これこそ WOWOW クオリティの真骨頂とも言うべきこれら珠玉のドラマを、ぜひとも堪能して頂きたい。間違いなく、その質の高さに驚くことだろう。

マグマ

真山仁の原作『マグマ』をドラマ化。3.11以来、原発を代替するエネルギーの可能性について議論される中、地熱への注目が一気に高まった。その新たなエネルギー源をめぐる策謀・陰謀を描いた本ドラマは、その放送のタイミングが絶妙だったと言えるだろう。原作は2011年よりも前に発表されたものだが、日本中が代替エネルギー探しに血眼になる中、本ドラマを制作したWOWOWの企画力の勝利。

外資系投資ファンドの野上妙子は、民事再生法を申請した「日本地熱開発」の担当を命ぜられる。原子力発電の陰で見捨てられ続けてきた地熱発電所を今なぜ、そしてどうやって再生できるのか――? 政治家、研究者、地元環境団体……様々な人間の思惑が錯綜する中、妙子は奔走する。世界のエネルギー情勢が急激に変化する今、地熱は日本の救世主となれるか!?

 

 

震える牛

中国の食肉工場の杜撰な衛生管理が大きなニュースとなったのはまだ記憶に新しい。そしてそれは中国に限った話ではなく、日本でも実際に起きたことなのである(2007年ミートホープ事件等)。本作は、相場英雄の原作『震える牛』をドラマ化したものであり、上記の「マグマ」同様にまたしても驚くほどのタイミングで放送された点に、WOWOW製作陣の社会的視点、目の付け所のシャープさにまたしても感服するのである。

警視庁捜査一課継続捜査班に勤務する田川信一は、発生から二年が経ち未解決となっている「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」の捜査を命じられる。事件には、大手ショッピングセンターの地方進出に伴う地元商店街の苦境、加工食品の安全が大きく関連していた。現代日本の矛盾を暴露した危険きわまりないミステリー。

 

 

地の塩

STAP細胞に関する論文捏造報道が加熱していた最中、またもやベストとしか言いようのないタイミングで放送されたのが本作だった。今度の舞台は考古学、そしてテーマは研究捏造だ。このストーリーも現実に日本で起こった旧石器捏造事件を下敷きとしたものだけに、その描写は極めて生々しい。「神の手」を持つとまで賞賛された彼が発掘現場で掴んだものとは、一体なんだったのか。STAP細胞の件を契機に僕はずいぶんと研究捏造に関する本を読んだ。しかしながら、そうしたことに手を染めた研究者の心の内に最も迫ったのは、ひょっとするとこのドラマだったのかも知れない。

考古学者の神村が歴史を覆す大発見をする。編集者・里奈の尽力により、その功績が歴史の教科書に掲載されることが決まる中、新しい発掘現場から人骨が見つかり…。

 

 

池井戸潤の人気小説をドラマ化した3作品

半沢直樹を始めとする池井戸潤の小説は、民放でも大人気のシリーズだ。だがしかし、彼の作品をWOWOWが手掛けると、エンターテインメント色の強い民放ドラマと比べて圧倒的に重厚な、見事なヒューマンドラマとなるのだ。CMスポンサーに頼らないWOWOWでしか実現しなかっただろう『空飛ぶタイヤ』、そしてTBS版よりも遥かに上質の『下町ロケット』をぜひ味わってみて欲しい。続く『株価暴落』に、最新作の『アキラとあきら』まで、どうぞお楽しみください。

空飛ぶタイヤ

池井戸潤の小説『空飛ぶタイヤ』をドラマ化した本作品は、2002年に実際に起きた三菱自動車による大規模なリコール隠し事件を下敷きとしたもの。先日も再放送されており再度観てしまったのだが、いつ見てもとめどなく涙が溢れ出る。中小企業の一社長が、ミスを隠蔽しようとする大企業に立ち向かった勇気ある物語だ。大手自動車メーカーがCMスポンサーに付くことが多い民放では決して作れなかったドラマであり、WOWOWの本気を感じる一作でもある。

走行中の大型トレーラーが脱輪し、はずれたタイヤが歩道を歩く若い母親と子を直撃した。トレーラーの製造元ホープ自動車は、トレーラーを所有する赤松運送の整備不良が原因と主張するが、社長の赤松は到底納得できない。独自に真相に迫ろうとする赤松を阻む、大企業の論理に。会社の経営は混迷を極め、家族からも孤立し、絶望のどん底に堕ちた赤松に、週刊誌記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。

 

 

下町ロケット

同じく池井戸潤の原作『下町ロケット』も既にドラマ化されている。「パンドラ」で主役を務めた三上博史が本作でも、熱い思いを胸の内に持つ中小企業社長を好演している。池井戸作品ならではのエンターテインメントと、役者陣の演技が見事にブレンドされた、WOWOWならではの企画力と構成力が素晴らしい。TBS版の『下町ロケット』が大ヒットしたのも記憶に新しいが、「人気ドラマ『下町ロケット』はやっぱりWOWOW「連続ドラマW」版の方がクオリティが高い」にも書いたように、やはりWOWOW版の方が圧倒的に優れているということを、ぜひ見比べて確認して欲しい。

研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた―。

 

 

株価暴落

WOWOWと池井戸潤の三度目のタッグ。今回は原作『株価暴落』をドラマ化したものだ。織田裕二を初のWOWOWドラマ主役に据え、上質の企業ドラマとなっている。闇を演じる高嶋政伸の怪演ぶりも素晴らしい。組織の不条理を描かせたら、いま池井戸の右に出るものはいない。半沢直樹もいいけれど、それ以外の原作を高品質なドラマに仕上げたのはやはりWOWOWだった。

「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」に続く、WOWOWと池井戸潤作品とのコラボレーションドラマ第3弾。経営危機に陥りながらもプライドを捨てきれない巨大企業、彼らの生殺与奪の権を握るメインバンク、企業テロの真相を追う警察、そしてそれらを取り巻く人々の複雑に絡み合う思惑を通して、銀行と巨大企業にはびこる闇に鋭く切り込む。金融ドラマ、企業サスペンス、警察ドラマとさまざまな顔を併せ持つエンターテインメント作品。

 

 

東野圭吾の科学小説をドラマ化した3作品

現代の圧倒的なベストセラー作家・東野圭吾もまた、WOWOW常連の小説家なのである。原作のファンの人たちにも自信を持ってお勧めできるクオリティの映像、それもWOWOWならではと言えるだろう。脳移植を扱った『変身』、クローン技術を題材にした『分身』、そしてスポーツ遺伝子という新しい分野を開拓した『カッコウの卵は誰のもの』と、いずれも最先端医療技術をテーマに素晴らしいサスペンス作品に仕上がっているので、これもぜひ、WOWOWオンライン でご覧ください。

変身

ご存知東野圭吾の大ベストセラー『変身』を初めてドラマ化したのもWOWOWだった。次第に自分が自分でなくなっていく恐怖にふるえる主人公を神木隆之介が、その彼を健気に信じ支える芯の強い女性を二階堂ふみが好演し、初共演ながら実に味わいのあるドラマとなっている。原作ファンも必ずや満足するクオリティと言えるだろう。

誰かの脳が、僕の中に生きている。125万部を超える東野圭吾の戦慄のベストセラー医療サスペンスをついに連続ドラマ化。画家を夢見ながら工場のラインで働き地道に生きてきた成瀬純一(神木隆之介)。恋人・恵(二階堂ふみ)と育むささやかな幸せを大切にしながら日々を過ごしていたが、クリスマスイブに、婚約指輪を購入しようと立ち寄った宝石店で強盗事件に巻き込まれて頭に大怪我を負い、世界初の生体間脳移植手術によって一命を取りとめた。本人には脳移植の事実は知らされなかったが、退院後、聴覚が過敏になるとともに、暴力的になり、ついには恵に対しても以前とは違う感情を抱き始めるなど、純一は明らかに自分が変わろうとしていることに気づき恐怖に襲われる。純一を想い続ける恵は、なんとか昔の姿に戻って欲しいと願い、手術に秘められた謎を追おうとするのだが…。

 

 

分身

同じく東野圭吾のこちらも大ベストセラーとなった『分身』のドラマ化。生殖医療の可能性、そして希望と絶望。二役を演じた長澤まさみの熱演が、この優れた医学サスペンスの原作を、さらにスリリングな作品に仕上げている。

東野圭吾原作、長澤まさみ主演。「ガリレオ」シリーズや「変身」など東野圭吾が最も得意とする医科学ミステリーの傑作をドラマ化。札幌に住む女子大生・鞠子(長澤まさみ)は、母からなぜかあまり愛された記憶が なく、さらには、その母が火事で不審死した過去を持つ。ある日、出生の秘密を探り始めた鞠子は、自分とまったく同じ顔、姿形をした女性・双葉(長澤まさみ[二役])の存在を知った。彼女は、単なる「双子」という範疇を越え、まさに自分そのものであった。鞠子は、その謎を解き明かすことを決意、行く先々に立ちはだかるさまざまな人々の思惑を乗り越えながら真相に近づいていく。一方、東京では、双葉も自分の存在に疑問を持ち始めていた。そして、ついに鞠子と双葉が出会った時、生命工学の禁断の領域が姿を現し始める…

 

 

カッコウの卵は誰のもの

東野圭吾が「スポーツ遺伝子」という新たなテーマに取り組んだ『カッコウの卵は誰のもの』も、既にWOWOW でドラマ化されている。優れたアスリートは努力の末に生まれるのか、それとも生まれつき優秀なスポーツ遺伝子が備わっているのか。スポーツやトレーニングがますます科学的になっていく中、実に斬新な物語設定が読者を惹きつける。

往年のトップスキーヤー緋田宏昌は、妻の死を機に驚くべきことを知る。一人娘の風美は彼の実の娘ではなかったのだ。苦悩しつつも愛情を注いだ娘は、彼をも凌ぐスキーヤーに成長した。そんな二人の前に才能と遺伝子の関係を研究する科学者が現れる。彼への協力を拒みつつ、娘の出生の秘密を探ろうとする緋田。そんな中、風美の大会出場を妨害する脅迫者が現れる―。

 

 

高村薫の推理小説をドラマ化した2作品

推理小説といえば高村薫。その作品もまた WOWOW でドラマ化されている。グリコ・森永事件を下敷きにした『レディ・ジョーカー』、そして直木賞を受賞した『マークスの山』と、ベストセラーとなった代表作が、映画と見まごうほどの圧倒的クオリティで WOWOW ドラマとして製作されたのだ。こちらもぜひ、 WOWOWオンライン のオンデマンドで今から楽しんでみてはどうだろうか。

レディ・ジョーカー

東野圭吾と並ぶ現代の人気作家・高村薫。その彼女があのグリコ・森永事件をなぞって描き切った傑作サスペンス『レディ・ジョーカー』。それを映像化したのもWOWOWだ。全7話という通常よりも長い作品となっており、それだけ力を入れたことが伺える秀作である。柴田恭兵、上川隆也、そして豊原功補の名演と共演が作品に重厚感を与え、これこそWOWOWクオリティと納得できる内容だ。

実在した未解決事件「グリコ・森永事件」に着想を得た高村薫のベストセラー小説をTVドラマ化!主人公の刑事役を上川隆也、事件に直面する社長を柴田恭兵が鮮烈に演じきる。衝撃的なストーリーが緻密かつスリリングに展開する、社会派エンターテイメント作品。

 

 

マークスの山

高村薫の直木賞受賞作『マークスの山』も素晴らしいドラマに仕上がっている。ここでも上川隆也の熱演が輝くが、それ以上に黒く暗い演技で迫力ある悪役を演じたのが小日向文世。社会のトップに立つ者たちがひた隠しにする過去の闇。そして「マークス」の謎とは?実にスリリングなドラマとなっている。

その猟奇殺人の影には、巨大な闇の姿があった…。高村薫の直木賞受賞作品を待望の初テレビドラマ化!壮大なスケールで放つ、社会派ミステリーの最高峰!巧妙に張り巡らされた“組織の圧力”。意地とプライドにかけて“見えない敵”を追い続ける刑事たち。果たして「マークス」とは、いったい何なのか?上川隆也、石黒賢、小西真奈美ほか出演。

 

 

医療ドラマ:希望と絶望の3作品

死の臓器

麻野涼原作『死の臓器』をドラマ化。主演の小泉孝太郎はその後、TBS版の『下町ロケット』で嫌味な悪役を好演して役者としての評価を高めた。しかし、彼が俳優として一皮むけるきっかけは、間違いなくこの『死の臓器』だったと言えるだろう。小泉自身が「WOWOWのドラマは骨太で見応えあるドラマを作っているということは感じていたので、今のこの30代半ばという年齢から考えても、こういった社会派ドラマをやりたいと感じていました。」と応えているように、自分が進むべき道を迷いながらも切り開いていく若きテレビマンを実に気合の入った演技で魅せてくれる。

テレビ番組のディレクター・沼崎(小泉孝太郎)は、樹海で女性の遺体を発見する。法医解剖で片方の腎臓が摘出されていることが判明。救愛記念病院にけがをした男女が搬送されてきた。それぞれの手術痕から、腎臓移植が行われていたことを知る。そしてその腎臓が金で売買されたことを知り、警察に通報。そのニュースに触発された沼崎は、樹海で見つけた遺体と臓器売買の関係について継続取材を決意。やがて医療現場の闇に近づいていく。

 

 

移植コーディネーター

本作もまた実に現代的社会的なテーマを扱った名作ドラマ。臓器を提供する人、移植を待つ人、そしてその両者を繋ぎヘリコプターで臓器を運ぶ役目まで担うコーディネーター、それぞれの思いがすれ違いときに交わる。医学的判断と政治的判断にも言及した本作は、まさに「連続ドラマW」ならではと言える圧倒的なクオリティ。こういう、民放ドラマでは絶対にテーマに上がらない作品が数多くあるからこそ、WOWOWはやめられない。

「子供の虐待問題」や「利権を狙う病院側の陰謀」など様々な問題が浮かび上がる臓器移植。2010年の臓器移植法改正という変化の中で、移植コーディネーターが様々な思惑に振り回されながらも国内初の6歳の心臓移植を成功させるまでを描いた社会派人間ドラマ。移植を待つ子供を持つ親の苦しみ、脳死の判定を受け入れる家族の苦しみ。両者の間を取り持つ移植コーディネーターの葛藤。キャストの迫真の演技に思わず涙が溢れる。

 

 

誤断

医薬品の副作用で志望者が相次ぐ企業不祥事を描いた堂場俊一『誤断』をドラマ可。主演の玉山鉄二が、出世に目がくらみ組織を守るために真実から目を逸らす主人公を好演している。

自分が勤める製薬会社の製品が、相次ぐ転落死亡事故に関わっている?副社長直々に調査を命じられた槇田は、各地の警察に赴き、密かに自社製品の使用履歴を調べる。経営不振で外資企業と合併交渉中の長原製薬にとって、この時期の不祥事は致命的だった。槇田は被害者家族の口を金で封じるという業務を任されるが、そこに過去の公害事件が再燃してきて…。

 

 

司法ドラマ:嘘と真の3作品

罪人の嘘

金子ありさ・瀬々敬久による原作『罪人の嘘』をドラマ化。主役の伊藤英明は、ドラマ・映画「悪の教典」で狂った殺人教師を演じて以来、ダークな役が見事に似合っており、その怪演は本作でも光る。それと同時に、弱者の味方・社会派弁護士に滝藤賢一とこれまたピタリとはまった配役。二人の共演・競演から目が離せなくなる、スピーディなリーガル・サスペンスとなっている。

伊藤英明主演!躍進し続ける悪名高い高級弁護士の栄光と闇を描いた本格リーガルサスペンス!東京アサイズ法律事務所の弁護士・笠原卓也(伊藤英明)は、連続強姦殺人の容疑で死刑求刑されていた有村弘人(柄本時生)の逆転無罪を勝ち取る。明らかに殺意を持って罪を犯した有村を無罪に持ち込んだ笠原に対し、怒りをぶつける遺族とマスコミ。笠原は“法に基づいた判決。責めるなら法を”と冷淡に言い放つ―。

 

贖罪の奏鳴曲

「パンドラ」「下町ロケット」「震える牛」と、WOWOWの連続ドラマWシリーズにおいて絶対に欠かせない俳優となった三上博史。その彼が今度はぐっとダークな弁護士を演じたのが、中山七里原作の『贖罪の奏鳴曲』をドラマ化した法廷サスペンスである本作だ。刑事にリリー・フランキー、謎を隠し持つ少年を染谷将太が演じ、その三者が素晴らしい演技で見るものを魅了する、実に上質の作品となっている。これぞ大人のためのWOWOWドラマと言えるだろう。

弁護士の御子柴礼司(三上博史)は、どんな罪名で起訴されても、必ず執行猶予を勝ち取るという不敗の弁護士。その分依頼人から巻き上げる報酬も法外で悪評が絶えない。依頼をしてくる客層も悪く、周囲から敬遠されるばかりではなく、愛用の高級車に傷をつけられるなど嫌がらせを受ける日々だった。
そんな御子柴が、係争中で被告人が圧倒的不利に立たされている保険金殺人事件の国選弁護士を買って出る。容疑は、町工場の経営者の妻・東條美津子(とよた真帆)が保険金欲しさに入院中である夫の人工呼吸器のスイッチを切って殺したというもの。無罪を主張する美津子は自宅に半身不随で車いす生活の息子・幹也(染谷将太)を残している。そんな中、事件の真相に迫っていたフリーライターが水死体で見つかる。調べを進める担当刑事の渡瀬(リリー・フランキー)は、御子柴がある殺人事件の犯人だったという過去にたどりつく。

 

 

天使のナイフ

薬丸岳『天使のナイフ』をドラマ化。愛する妻を殺された。しかし少年犯罪だからという理由で、殺人犯である少年たちは簡単に社会復帰が許される。一方の遺族たちはいつまでたっても心を落ち着かせることができない。犯罪者の更生とは何か、いかに贖罪すべきなのか、そしてそのために少年法は何ができるのか。現実に少年犯罪が起きるたびに常に議論となるこうしたトピックに、鋭く切り込んだ傑作フィクション。

殺したのは「少年ーー」
◆第51回江戸川乱歩賞受賞作を小出恵介主演で映像化!
被害者と加害者、両者の視点から“真の更生”“贖罪”について問うミステリー小説が遂にドラマ化!
◆少年法を問う…
妻を少年たちに殺害された主人公・桧山役を小出恵介が演じ、
愛する人を奪われる悲しみに加え、少年法の壁に苦しめられる役どころを熱演!

 

 

組織ドラマ:不条理と不合理の3作品

トクソウ

組織内での対立と葛藤を描くのを得意とするのも、連続ドラマWシリーズの特筆すべき点。そして最も頑強な組織の一つが特捜検察だ。本作はその特捜を舞台に、シナリオを描き、犯罪を創り出す、という司法の闇に迫った傑作ドラマ。「移植コーディネーター」でも好演した吉岡秀隆もまた、WOWOWドラマに欠くことのできない俳優となっている。

ゼネコン汚職事件×不可解な殺人事件。事件が交わるとき、日本の司法の闇が浮び上がる!WOWOWの<連続ドラマW >シリーズからこれまで秘密のベールに包まれていた捜査機関「特捜検察」を描く社会派サスペンスの決定版が誕生!

 

 

血の轍

そしてもう一つ、警察というのもまた組織の不条理で満ち満ちている場所といえるだろう。しかも本作は相場英雄の原作『血の轍』に基づき、警察と公安という2つの組織がそれぞれの正義と論理をふりかざす様を活写する。そんな組織に翻弄される(仲の良かった)二人を、谷原章介と原田泰造が熱演。そしてここでも注目したいのが、「株価暴落」のときと同様の高嶋政伸の怪演ぶり。ものすごくはまっており、今後のWOWOWドラマに彼は外せない一人となったと言えるのではないだろうか。

これは、警察の禁忌(タブー)。
ベストセラー「震える牛」に続く、相場英雄の警察小説を映像化!
“刑事vs公安”それぞれの正義を貫く2つの組織と、その間でもがく人間を描く群像ドラマ!

 

 

撃てない警官

安東能明の原作『撃てない警官』をドラマ化。ここでもまた警察組織内において、限られたポストを巡って、相手を蹴落とし自分がのし上がるための暗闘が続いていた。

警視庁総務部企画課企画係・係長の柴崎令司(田辺誠一)は、警察組織の中でも一握りのエリート候補。警察官だが、現場での逮捕経験はなく、ただ昇進のみを 考え出世街道をひた走ってきた。だがある日、直属の部下が拳銃自殺したことで運命は暗転する。射撃訓練に参加させるために、拳銃を渡した矢先の事件だったため、柴崎は責任を問われる。上司の中田(石黒賢)から指示の電話があったと訴える柴崎だが、中田にはアリバイがあった。さらに、なぜかその指示書も処分されていた。結局、柴崎は中田から、所轄署への左遷を言い渡される・・・。

 

 

金融ドラマ:敵と味方の3作品

しんがり<山一證券 最後の聖戦>

清武英利原作のノンフィクション『しんがり』をドラマ化。1997年に起きた山一證券の自主廃業は、四大証券の一つが潰れるという驚きや、社長の号泣会見、そして外資金融機関の存在感等々、様々な衝撃を日本に与えた。そんな沈没船に乗り合わせてしまった社員の中にも、なぜこのような事態となってしまったのかを明らかにしようとする人間がいた。組織の不条理の中、最後まで責任を全うした社員たちのドキュメント・ドラマである。

江口洋介主演、1997年に起きた山一證券の自主廃業を題材にした社会派ドラマ。山一證券の常務取締役・梶井は、業務監理本部(ギョウカン)本部長に就任。異動初日に、大蔵省証券取引等監視委員会(SESC)の調査が入るという事件が起きる。当時金融業界は、総会屋への利益供与問題で大きく揺れていた。梶井は、営業考査部の部長たにに社内調査を指示。そんな中、監査部の瀧本と吉岡は、渦中の総会屋との関係を示す資料を見つけてしまう…。

 

 

メガバンク最終決戦

波多野聖の原作『メガバンク最終決戦』をドラマ化。国内最大手メガバンクの国営化危機を巡り、政治家そして外資ファンドマネジャーが暗躍する。

東西帝都EFG銀行(TEFG)は、帝都銀行を中心に東西銀行、EFG銀行が金融庁主導で合併して誕生したメガバンク。合併以来、帝都銀行出身者が主導権を握り、行内では出身銀行ごとのヒエラルキーが強く残る。そんな中、辣腕ディーラーの桂光義(椎名桔平)は、帝都銀行出身ではないものの、手腕を買われて為替部門の専務にまで上り詰めていた。一方、EFG銀行のさらに前身の銀行であり、TEFG内で“最下層”と位置づけられている名京銀行出身の総務部、二瓶正平(桐谷健太)は、そんなヒエラルキーには屈せず、生真面目に仕事にまい進していた。ある日、TEFG上層部と金融庁官僚との密談で行われた超長期国債の購入と、同時期に生じた日本国債暴落により、突如TEFGは破綻の危機に陥る。会社存続のため、桂は二瓶とともにTEFG買収を狙う外資ファンドや、陰謀をたくらむ官僚たちに立ち向かう。 史上最大の大勝負に挑む彼らの行方は! ?

 

 

煙霞 -Gold Rush-

黒川博行の原作『煙霞』をドラマ化。金塊争奪を巡るアクションサスペンス。主演の森山未來だけでなく、高畑充希から桂文珍まで、関西出身者だけを集めた本物の関西ドラマ。普段とは毛色の違うハイテンションの連続ドラマW として楽しめる作品となっている。

二転三転するストーリー! 観る者を二度三度と煙に巻く!にぎやかな登場人物たちが巨額の金塊を奪い合いながら大阪中を疾走する痛快アクションサスペンス。果たして真の犯人は? そして気になる金塊の行方は?騙し騙されながら、大阪中を駆け巡る金塊争奪戦が始まる! 「オール関西出身」の主要スタッフ、 キャストが「本当の関西」を映し出す!

 

 

犯罪ドラマ:憎しみと哀しみの5作品

予告犯-THE PAIN-

筒井哲也原作の漫画『予告犯』。映画化もされたが、この連続ドラマW版は、その映画の一年後という設定。しかも今回のシンブンシを演じるのが、まさか現役の!?という驚きだけでなく、ネット上でユーザーとともに制裁を加えるさまは、現在のネットいじめを彷彿とさせ、じつに現代的な舞台設定にしたものだと感心した一作。はっきり言って、映画版よりもずっと面白い。

新聞紙の覆面マスクをかぶる謎の集団が、動画サイト上で擬似裁判を行ない、闇に葬られかけていた真実を暴くクライム・サスペンス。映画「予告犯」の連動ドラマ!生田斗真主演の映画「予告犯」の約1年後を描いたドラマで、原作者である筒井哲也の監修によるドラマオリジナルのストーリー。ネットユーザーを巻き込んだ劇場型“裁判”を開き、被告人たちに次々と制裁を加えていく新生シンブンシだが…。

 

 

罪と罰

ドストエフスキー『罪と罰』を現代に蘇らせたのが本作。生きる意味に悩む主人公を高良健吾が、そして何よりも援助交際ビジネスを仕切る女子高生を橋本愛が完璧に演じている。NHK朝ドラ「あまちゃん」のユイちゃんとして全国的にブレイクした橋本愛だが、それとは全く違う表情でクールな顔のままに犯罪を犯し、それが主人公の「社会の悪を取り除く意志」に火をつけることとなる。

世界文学史上に残る名作、ドストエフスキーの「罪と罰」。重厚な哲学的テーマをもち、スリリングなサスペンスでもある大作の、実写映像化に挑む!罪を犯す主人公・裁弥勒(たち みろく)を演じるのは注目株・高良健吾。不幸中毒の一面と聖母像をあわせもつ複雑なヒロイン飴屋英知香(あめや えちか)役は、人気女優の水川あさみ。ほか、今注目の実力派俳優陣が揃っている。

「人はなぜ人を殺してはならないのか」「人間が他の動物と異なる存在である根拠は」
人類普遍の問題に挑む衝撃の問題作が、今、幕を開ける。

 

 

天の方舟

服部真澄の原作『天の方舟』をドラマ化し、開発途上国を舞台に政府開発援助(ODA)の裏側を描く。途上国の贈収賄、着服と手抜き工事、その結果起こった橋梁工事での大惨事。私がやりたかったのは本当にこんなことだったのかという悩みを抱えつつも、目の前の札束から手を離せない開発コンサルタントを、水野美紀が好演している。

震災被害への国の支援が少なく苦しむ貧農で育った七波は、バイト先のクラブで名栗建設の社員・宮里に出会い、ODA(政府開発援助)の裏側に流れる金の動きに関心を抱く。

 

 

悪貨

島田雅彦の原作『悪貨』をドラマ化した経済サスペンス。超精巧なニセ札製造技術をもとに、大量のニセ札を日本経済へ流し込む。及川光博の淡々とした演技が、これほど似合うドラマも少ないだろう。

誰にも見破れないニセ札は、もはやニセ札ではないのか?それは血管を流れる血液のように循環し、ウイルスのように日本を蝕んでいく。そのカネは日本を破壊するのか?それとも救うのか?あまりにも精巧なニセ札がばらまかれたことを発端に、若き大富豪、美しい潜入捜査官、ニセ札鑑定のスペシャリスト、謎のコミュニティ代表ら、それぞれの思惑と欲望が渦巻いていく!カネに支配される人間たちを描きながら、人間の本質を浮かび上がらせる!

 

 

翳りゆく夏

赤井三尋の原作『翳りゆく夏』をドラマ化。渡部篤郎、時任三郎、滝藤賢一といった名優陣に、 門脇麦と菅田将暉の若い二人が好演で応える。それにしても、渡部篤郎の哀愁漂う背中は、他には誰にも演じられない姿であろう。

「あなたが誘拐犯だったんですね」
20年前に起きた新生児誘拐事件を再び追う元敏腕記者が封印された真実に迫るノンストップサスペンス!

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶(渡部篤郎)は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに”封印されていた真実”をつきとめる。

 

 

WOWOWドラマ史上最大の大作『沈まぬ太陽』

山崎豊子の名著を初めてドラマ化

さて、これだけの傑作・名作・秀作を投入してきたWOWOW「連続ドラマW」シリーズだが、2016年にはさらなる注目作が放送された。それがあの山崎豊子『沈まぬ太陽』だったのである!ご存知のように、1987年に起きた日航機墜落事故。その日本航空の組織内にある不条理と不合理に対し、一生涯をかけて対抗してきた男・恩地元の物語だ。

 

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上川隆也と渡部篤郎:演技派俳優の共演

しかもその恩地を演じたのが上川隆也なのである。1995年に放送されたNHKドラマ「大地の子」で新人ながらも主人公を演じ一躍脚光を浴びた上川が、20年の歳月を経て再び山崎豊子作品の主役に挑む。もちろん上川は、同じ連続ドラマWの『レディ・ジョーカー』や『マークスの山』でも圧倒的な好演・熱演で魅了しており、この作品も実に素晴らしい作品に仕上がっていた。しかも、恩地の前に立ちはだかる行天四郎を演じるのが渡部篤郎なのである。この演技派俳優二人の共演がどんなものになるかと想像するだけで、ワクワクするのではないだろうか?

国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川隆也)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)は、死亡事故が起きるほど劣悪な労働環境の改善を目指し経営陣と激しく対立する。空の安全を第一に考え、時に愚直に行動する恩地は経営幹部に疎まれ、海外の僻地へ左遷されてしまう。一方現実主義の行天は恩地と決別し、幹部に取り入りながらも自らの理想の会社像を追い求め出世していく。

やがて、空の安全を軽視した国民航空は大型旅客機の墜落事故という未曽有の惨劇を引き起こす。日本に戻っていた恩地は遺族係となり、尊い命を奪われた遺族たちの深い悲しみに真摯に向き合う。そんな中、日本政府は国民航空の建て直しのため、関西紡績の国見にトップ就任を要請。会長に就いた国見は恩地を会長室部長として呼び寄せ、組織にはびこる不正を調査させる。恩地は失墜した会社の再生を信じて奔走するも、その前に立ちはだかったのは常務にまで上り詰めた行天だった――。

 

全20話の壮大なスケールの物語

そして今回の企画は「WOWOW開局25周年」を記念して構想されたものであり、だからこそこれだけスケールの大きな物語のドラマ化に取り組んだわけである。その結果、全20話の放送という、通常の「連続ドラマW」の4倍の時間をかけた大作となった。これだけの作品を見逃したら間違いなく後悔することだろう。もちろん今からでも遅くはない、ぜひWOWOWの再放送で、またはDVDで、ぜひご覧頂きたい至高の一作である。

日本を代表する企業・国民航空に勤める恩地元(上川隆也)は、労働組合委員長・八馬(板尾創路)から次期委員長を押し付けられる。不本意ながらも任に就く恩地だったが、同期で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)とともに、労働条件をめぐり堂本取締役(國村隼)ら経営陣と激しく対立する。そんな中、人員不足による整備士の死亡事故が発生。劣悪な労働環境がただされなければ“空の安全”を守れないと信じた恩地は会社始まって以来のストライキを断行し、会社側の譲歩を勝ち取る。しかしその後、恩地は報復人事ともいえるパキスタン・カラチ支店への転勤を言い渡され、妻・りつ子(夏川結衣)や子供を置いてひとり海外へたつこととなる。一方、かつての同志・行天は恩地ら組合側と手を切り、労務担当幹部に取り入りながらも自らの理想の会社像を追い求めることを決意。僻地へ飛ばされた恩地と出世を選んだ行天。2人の運命が大きく動き始める。

 

 

 

WOWOWドラマ2017年の最高傑作『アキラとあきら』

池井戸潤の最新作が早くもドラマ化

大人気作家・池井戸潤の最新作『アキラとあきら』のドラマ化だ。この原作は出版後いきなりベストセラーとなった話題作であり、それが早くもWOWOWでドラマ化されたのである。このスピード感もまたWOWOWの大きな魅力といえるだろう。しかも、池井戸潤の作品がWOWOWでドラマ化されるのはこれで4作品目。はっきり言ってもう、WOWOWドラマの指定席であり、成功が約束されたも同然の傑作に仕上がっているのだ。これまでに放送された『空飛ぶタイヤ』、『下町ロケット』、そして『株価暴落』と、いずれも見ごたえ十分の、ときに涙を誘う素晴らしい作品となっていた。そして2017年の最高傑作『アキラとあきら』もまた、運命に導かれた二人の若者の熱いドラマとなっていたのだ。

 

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WOWOWに加入するなら、今がベスト・タイミング

毎月新たなドラマを投入するWOWOWの本気度

以上くわしく見てきたように、WOWOW製作のクオリティは圧倒的であり、民放の安っぽいドラマでは到底およびもつかないほどの高みに達しているのだ。これでもうお分かりいただけたのではないだろうか、ネットで無料動画などいくらでも見られるようになった時代において、なぜ僕が今もお金を払ってWOWOWを見ているのかが。なにしろそれくらい高いレベルの作品が揃っているのである、であるならば喜んでお金を払っても見たいと思うのがむしろ当然であろう。しかも、満足度は極めて高いのである。

 

このように自信をもっておすすめしたいWOWOWドラマシリーズを、ぜひ実際に見てみたいという人に対し、声を大にしてお伝えしたいのは、今からWOWOWに加入するのは極めてお得だということだ。なにしろ、こうした高品質の新作ドラマが今では毎月2本のペースで登場しているのだから。下のリストを見れば分かるように、2016年は超大作『沈まぬ太陽』を含めて一年間で14本、そして2015年にはなんと20作もの新作ドラマが投入されているのである。2017年も先日の『アキラとあきら』を始め、じつに見ごたえのある骨太の作品が相次いで投入されたのだ。そしてこの傾向はもちろん、2018年も全速力で続いている。

 

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2018年に放送予定の新作ドラマ

WOWOWがいま「挑戦するドラマ。」というキャッチフレーズで宣伝しているように、まさに挑戦の連続なのが、この「連続ドラマW」シリーズなのである。申し訳ないが、一度このWOWOWクオリティに触れてしまったら、もう絶対に民放ドラマなど見ていられなくなるだろう。それくらいレベルの高い仕事をしているのがWOWOWであり、だからこそ僕も毎月の視聴料を大満足して払い続けているのである。

 

これまでにも既にハイペースで新作が投入されてきたが、今後もますます「ドラマのWOWOW」は加速していくのは間違いない。だからこそ今、この珠玉の「連続ドラマW」シリーズを見始めてみることを強くおすすめしているのだ。具体的な作品詳細については WOWOWオンライン にて確認して頂きたいが、こうした新作を今か今かと待っている人は僕だけじゃないはずだ。お金を払ってまで観たくなるドラマのそのワケが、一度でも視聴すればきっと分かって頂けるはずだ。

 

相次いで再放送される「連続ドラマW」の傑作

もちろん、ドラマの新作が続々と投入されるだけでなく、過去の名作・傑作の再放送も相次いでいる。過去のドラマW作品群が続々と再放送リストに登場しているので、もしまだ見ていないのなら、ぜひこの機会をお見逃しなく。

 

いつでも観られるWOWOWメンバーズ・オンデマンド

もちろん、新作の本放送も過去の再放送も、ちょうどタイミングが合えばいいだろう。しかし、ちょうど留守にしている時だったり、録画を忘れてしまうことも多々あるだろう。だが、WOWOWには「メンバーズ・オンデマンド」という素晴らしい仕組みがあるのだ。

 

これは、WOWOW作品をオンデマンドでどこでも試聴できるという優れたサービスだ。だから、見逃していた過去のあのドラマや、うっかり見過ごした先週の放送分を、自宅だけでなく外出先のカフェや出張先のホテルでも見ることができるのである。WOWOWに加入すれば誰でもこのサービスが使えるから、見逃して損したなどということがないのである。実にスバラシイ。

 

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キャンペーン中の今こそWOWOWに加入しよう

ネットで申し込む『ご加入月無料』キャンペーンがお得

最後に、WOWOWの有料放送は決して高くはないことをお伝えしておきたい。なにしろ、下図のとおり、加入料はなく、初期費用等も一切かからず、現在BS放送が見られる状態なら、契約後すぐにWOWOWドラマを視聴することができるのだ。そのうえ、いまなら加入初月は視聴料が無料となるキャンペーンを実施中なのである。つまり今加入すれば、上記で紹介した最新作の本放送だけでなく、随時再放送されるすべてのシリーズ作品、そして過去の名作・傑作ドラマのすべてをオンデマンドで、2ヵ月間 2,300 円のみで好きなだけ見ることができるのである。

 

 

 

上図の料金キャンペーン図を見れば明らかなように、加入初月の料金が無料になっているということはすなわち、毎月初めに加入するのが最もお得となるのだ。なにしろ月初の加入であれば、ほぼ2ヵ月間毎日視聴しても、2,300円のみというキャンペーン価格で済むのだから。つまり、今から加入すれば、これから始まる新作ドラマだけでなく、来月の新作シリーズまでもが、2,300円という低価格で楽しめてしまうのだ。言うまでもないが、新作ドラマが試聴できるうえ、DVDを借りたり、有料動画配信サービスを利用するよりもずっと安い。

 

もちろん、3ヵ月目以降の視聴料を負担に感じるのなら、キャンペーン期間が終わった後で解約するのも自由だ。いずれにしろ、いま、WOWOWドラマがものすごくアツい。そしてそのアツさを実感するなら、間違いなく今がベスト・タイミングだと断言できる。大人向けの本格的社会派ドラマというこのクオリティを、最初の2ヶ月というお試し期間を使って思う存分楽しんでみて頂きたい。ドラマ作品群の詳細や放送スケジュール等については公式サイト WOWOWオンライン にてご確認を。今、WOWOW の連続ドラマがものすごく面白いんです!

 



 

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