学会@台北と、羽田空港-松山空港の圧倒的な便利さ
公開日:
:
最終更新日:2014/07/14
研究・論文
先日は、Asian Meeting of the Econometric Society にて研究報告してきたのだが、今回一番驚いたのが、羽田空港-松山空港というフライトの素晴らしいまでの利便性の高さ。

以前来た時は成田空港-桃園空港というフライトだったと記憶しているのだが、どちらの空港も市内から遠い。飛行時間そのものは短いのに、空港に行くまでの時間がかかるというのは大変にストレスフルなのだが、今回の羽田も松山もそれぞれ市内からのアクセスは抜群。とくに松山空港なんて地下鉄に直結しており、すぐに台北中心部に出ることができる。日本の空港でいえば、福岡空港に似た良好なアクセスなのである。
そんなところに感心しながらやってきた台北なのだが、それにしても、台湾ではエスカレーターの並びって右側だったっけ?大阪的?

学会会場は中央研究院(Academia Sinica)。

滞在中は雨が断続的に降っており、気温の高さも相まって南国感でいっぱいの蒸し暑さ。植生も南国らしさに溢れている。

学会のメイン会場がこちら。内部はクーラーが効いて快適なのだが、それにしても内外の気温差が激しいものだから、中から外にでるたびに一気に眼鏡が曇るほどだった。

台北市内にそびえる高層ビル、台北101。この日も雨のち曇でかすみがかっている。そういえばまだこのビルの中に入ったことがない。この日も行ってみようかと思っていた矢先にスコールのような大雨に遭い、あと数百メートルのところで断念(苦笑)。また次に行く機会があることだろう。

誠品書店は日本でいうところの紀伊國屋書店だろうか。広々としたきれいな店内に来客数も多い。英語の本も多く並んでいたが、日本語からの翻訳本も、フィクション・ノンフィクションを問わず多く並んでいた。また、旅行コーナーで一番充実していたのは日本のセクションであり、台湾からの人気観光先となっているのが伺えた。

そして台湾の魅力といえば何と言っても食事が美味しいことだろう。今回の滞在中も、学会で旧友や知り合いと再会し楽しく美味しく食事できたのが何よりだ。論文報告でも重要なコメントをもらい、短いながらも充実したビジットとなった。
Amazon Campaign
関連記事
-
-
英語論文の書き方:英文ライティングここから始める必読テキスト4選
「あらためて国際大学(IUJ)の紹介:留学生の出身国」で書いたように、国際大学の修士学生の多くは、各
-
-
『科研費獲得の方法とコツ』は、科研費申請予定の研究者必携の一冊
研究者にとっての秋は、科学研究費助成事業(科研費)の締切が迫る時期でもある。今年は11月10日が最終
-
-
英語論文校正・校閲おすすめサービスの使い方: 世界最大のクラウドソーシング Freelancer.com が早くて安い
クラウドソーシングで英語論文を校正する 過去5回にわたって、英語アカデミック・ライティングのおすす
-
-
できる研究者の英語プレゼン術|スライド作成からストーリー展開まで
以前に紹介した、ポール・シルヴィア著の『できる研究者の論文生産術』は素晴らしい一冊である。著者は20
-
-
科研費に応募する3|研究種目をどう選ぶか?
それでは今年の科研費に応募するときにまず考えるのが、実際に研究計画を提出する「研究種目」である。この
-
-
科研費に採択されたら使いたい、研究と事務を効率化するクラウドサービスおすすめ2選
研究者にとって4月は特別な季節。それはもちろん日本のほとんどの大学で新しい学年が始まるから、だけでは
-
-
食べログ評価とレストランオーナーの憂鬱
東洋経済ONLINE「食べログに勝訴でも飲食店が抱く『後味の悪さ』」等でも報じられているように、グル
-
-
科研費採択された研究者におすすめの2つのサービス|クラウドを利用して研究・事務作業を効率化する
科研費で利用したい研究効率化のための2つのサービス さて先日は、今年度の科学研究費助成事業(科研費
-
-
論文捏造はなぜ繰り返されるのか?科学者の楽園と、背信の科学者たち
先週は、小保方晴子氏の論文「学位取り消しに当たらず」(NHK)との報道が新たな議論を引き起こしている
-
-
英語論文の書き方:アカデミック・ライティングの決定版テキスト
僕が学生の論文を指導するにあたって、まずは徹底的に読み込むようアドバイスしているのが、前回紹介した英
