イメージを掴んで使い分けろ|英語の難所・前置詞を攻略する
以前にも「効果抜群おすすめ英単語超学習法|語源から理解して飛躍的に語彙を広げる」で激推しした、『英単語の語源図鑑』を覚えているだろうか?イラストを使って語源という根本からイメージで理解をすることで、そこから派生する数多の英単語を根こそぎ掴んでしまおう、という極めて効果的なアプローチが話題となり、その後の続編合わせシリーズでなんと100万部を売り上げた大ベストセラーだ。
1単語につき1イラスト! ページをめくるたびに重要単語が頭に飛び込んでくる‼ 本書は、「語源」を学び、超効率的に英単語を覚える本です。「語源」とは、漢字でいう、偏(へん)・旁(つくり)・などにあたるもので、たいていの英単語は、次の3つの「語源」に分解されます。
【例】 injection(注射する)
⇒in(中に;接頭辞)+ject(投げる;語根)+ion(もの;接尾辞)
これらの「語根」「接頭辞」「接尾辞」をまとめて「語源」といいます。ject(投げる)というイメージがつかめると・・・
・projectは pro(前に)+ject(投げる)⇒映し出す
・rejectは re(後ろに)+ject(投げる)⇒拒絶する
・ejectは e(外に)+ject(投げる)⇒排出する などなど芋づる式に語彙が広がります。このように重要単語を語源に沿って分解し、語源の知識と語彙をイラストを見ながら身につけていきます。一見、遠回りに思われる学習法かもしれませんが、語源の力によって1万語レベルの語彙が身につくことは、すでに語源研究によって実証されています。
その注目シリーズ最新刊にあたるのが、こちらの『英語の前置詞使いわけ図鑑』である。これもまた素晴らしい内容だったので、ぜひおすすめしたい。前作で学んだ人はもちろんのこと、今回の前置詞から本シリーズに取り組んでみる人にもおすすめできる、イラスト解説が充実しており学習者にとても親切で丁寧な構成なのである。合計31の前置詞、それぞれのイメージが掴めるように分かりやすく説明されている。こうした解説があると、例えば、I will be here by three o’clock と、I will be here until three o’clock といった微妙なニュアンスの違いがぐっと腹に落ちるはずだ。日本語だと「~まで」と同じような訳となってしまう、by と until だが、実はこんなにもイメージに差があったのかと、ぐっと英語の奥深さや面白さがより鮮明になること間違いなし。すべての英語学習者にぜひおすすめしたい、役立つ一冊なのである。
「なぜそこはwithなのか?」
「そこでfromではなくofを使う理由は?」よく使う31個の前置詞の使いわけをイメージ化!見るだけで前置詞の使い方がスッキリわかる!
英会話力、リーディング・ライティング力が一気に上がる!ベストセラー『英単語の語源図鑑』著者の最新刊!
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