クラウド会計 freee(フリー)で、研究費の経費管理がとことんラクになる
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最終更新日:2015/03/13
オススメ
ここ最近話題となることが多かったクラウド会計サービス。各社が相次いで新製品・サービスを投入し、いまアツい市場の一つと言えるだろう。
確定申告が必要となる個人事業主や中小企業をメインターゲットとしているこれらのクラウド会計ソフトだが、実は研究者にとっては研究費の管理がものすごくラクになる優れもののサービスでもあるのだ。とくに、大学の研究費だけでなく、科研費やその他の外部助成金等々、複数の研究費を使って複数のプロジェクトを進めている人にとっては、これらのサービスを使うことによって、極めて効率的に経費管理することができるようになるのである。

僕自身は現在、上記の freee
(フリー)というサービスを使っているのだが、これがもう衝撃的な便利さなのである。グーグル出身のエンジニア達が立ち上げたサービスということで、グーグルらしくとことん自動化に徹しているのが素晴らしい。使い始めて一瞬で分かるこの衝撃は、以前にクラウドソーシング・サービスの freelancer.com を最初に使ったときに匹敵するほど目眩がする経験となったのだ。
- 英語論文校正・校閲おすすめサービスの使い方: 世界最大のクラウドソーシング Freelancer.com が早くて安い
- クラウドソーシングの衝撃:世界最大手Freelancer.comの上場と業界再編
さて、そんなクラウド会計 freee の驚異的な便利さを最も実感するのがこの時期、つまり年度末である。3月末までの研究プロジェクトであれば、それに付随した会計報告書を自分で作成する必要がある場合もある。そんなとき、一年分(以上)のレシートを取り出して整理して入力して集計してという一連の作業とオサラバできる、というのが、このクラウド会計ソフトの最大の凄味なのである。より具体的には、このサービスによって、
- 複数のクレジットカードや銀行口座を一元管理でき、
- 登録した口座の出入金情報は自動でアップデートされ、
- 収入・支出ひとつひとつに費目を設定でき、
- Amazon や楽天の購入履歴も一括管理できる
のである。つまり「このクレジットカードで買った書籍と、あちらの別のカードで買ったソフトウェアは同じ研究費からの支出」だとか、「この費目は出張旅費で、こちらの支出は論文投稿費」だとか、以前であればいちいち自分で一つ一つ確認および設定せねばならなかったところを、何とこのクラウド会計がまとめてやってくれるのである。しかも、Amazonや楽天といったよく利用するオンラインショッピングサイトは最初から登録されているから、例えばクレジットカードでAmazonに支払った書籍費目には、もれなくその書籍名までが既に自動で入力されているのである。そんなスバラシ過ぎるサービスの一端は、以下の紹介動画からも垣間見えることだろう。
さらに僕が便利だと感じているのが、クレジットカードの記録をその都度アップデートしていくので、情報の取り込み忘れがないということ。カードによっては過去3ヶ月分程度の明細にまでしか遡れない場合があり、困った経験をした人も多いだろう。僕もそういう失敗をしたことが何度もあったのだが、この freee を始めとするクラウド会計では常に情報を取り込んでいくので、過去の支出がいつでも参照できるのだ。使ってみてから分かったことなのだが、これは本当に大きなメリットだと思う。
もちろん、何もかもが素晴らしいわけではない。とくに最大の障壁となるのが、自分の銀行口座とクレジットカード口座のログイン情報を入力する、ということだろう。そうするからこそ自動でアップデートし仕訳することが可能となっているのだが、流石にこの情報を提供するのは誰だって躊躇するところである。だから僕自身も、このクラウド会計サービスに興味を持ちつつも、そのためらいゆえに最後の一歩を踏み出せずにいたのである。
だけれども、実際に思い切って使い始めてみてら、これがもう便利このうえない。もっと早く使っておけばよかったーと思うほどに態度を豹変し(笑)、今そのサービスの恩恵を最大限に受けているのである。なにしろ最初は無料プランで始めてみたのだけれども、これはもうずっと使い続けるべきサービスだなと直感し、既に有料プランに切り替えたほどなのだから。

自分の口座情報を入力するのは確かにコストである。しかしそのコストに見合った、というよりもそれを遥かに上回るベネフィットがこのサービスにはある。その最たるものが時間だろう。誰だってレシート整理作業などに時間をかけたくない。できればもっと大事なこと、本業に力を入れたい、そう考えているはずだ。
であるならば、ある程度のコストを払ってでも、このクラウド会計サービスを利用する価値が極めて高いように思う。来月から始まる新年度に合わせて使い始めておけば、来年の3月末には、研究費の残高確認から費目整理そして会計報告の作成まで、これまでの煩雑な作業が一気に自動化できること間違いない。そんな、ものすごくおすすめのサービスなんです。関連書も既に数多く出版されているが、このクラウド会計サービスの使い勝手は非常に簡単。ちょっと触ってみれば基本的な操作はすぐに覚えられるというのも、大きな魅力となっているのだ。無料プランも用意されているので、ぜひ一度使ってみるといいと思う。
Amazon Campaign
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