*

ブータンではみんな王室と国王と王妃が大好き

公開日: : 海外

というわけで「ちょっとブータンまで行ってきた。」の続き。ブータンは王国であり、現在は若き国王と王妃がその座についている。ブータンの空の玄関口であるパロ空港では、早速にその国王夫婦の巨大な写真が出迎えてくれたが、それは町中でもホテルでもレストランでも全く同じこと。というよりも、さらに加速している感じがある。それくらいブータンでは王室が愛されているのである。

IMG_0337_tn

 

レストランに入れば壁掛け時計のデザインは若き国王夫婦。

IMG_0352_tn

 

飾り棚には国王結婚記念の皿が当たり前のように置かれている。

IMG_0410_tn

 

ホテルの部屋にも、忘れずに一枚。

IMG_0413_tn

 

町中の普通のお店にも額縁に入れられたゴージャスな写真が。王室や国王のことをちょっとでも聞いてみれば、「若いだろ」「カッコいいだろ」「オレは会ったことがある」みたいな自慢話が続く。王妃の場合にも同様に、「若いだろ」「キレイだろ」「オレは会ったことがある」である。愛されてるなあ~。

IMG_0436_tn

 

夫婦写真には何パターンも用意されているのだが、上の写真と下の写真が人気であるように思う。

IMG_0437_tn

 

世界一若いこの国王夫婦の結婚式は、人口70万人の小国ブータンにとっては実に華やかで綺羅びやかなものであったようだ。

IMG_0545_tn

 

紙幣にも二人の顔写真が。

IMG_0544_tn

 

切手にも二人の写真が。ちなみにブータンは、コレクターの間ではよく知られた切手王国ということらしい。確かにデザイン豊かな切手が多数用意されており、ロイヤルウェディングのものを始めそれこそ多種多様な切手が、市内の郵便局で額面通りの金額で販売されているものだから、僕も土産用にいくつか買ってきた。とても美しい切手です。

IMG_0708_tn

 

この小さな国にこれだけのハンサムとビューティの若き国王夫妻ときたものだ。そりゃあもう、ディズニーの世界かと見紛うよね。というくらい、ブータン王国の王室は国民から愛されており、そして今おそらくは日本をはじめ世界にも多くのファンがいるのではないだろうか。

 

IMG_0547_tn

 

Amazon Campaign

follow us in feedly

関連記事

ニューヨーク・タイムズが選ぶ、今年絶対に行きたい世界52ヶ所:2015年版

昨年「ニューヨーク・タイムズが選ぶ、今年絶対に行きたい世界52ヶ所」で書いたように、同紙では毎年1月

記事を読む

Druk Airline

ちょっとブータンまで行ってきた。

久しぶりの更新となってしまったが、先日までブータンに行っていたのである。中国とインドに挟まれた人口約

記事を読む

中央アジア訪問記:天然資源に恵まれた大国カザフスタン

先日の安倍首相の訪問に続いて、米国ケリー国務長官も同地域を訪れるなど、「中央アジアで新たなパワーゲー

記事を読む

ヒマラヤの山麓、ブータンの春、そしてツェチュ祭:世界で一番美しい瞬間

NHK-BSの番組「世界で一番美しい瞬間(とき)」。先日特集されたのが「満月の夜 祈りのとき ブータ

記事を読む

ニューヨーク・タイムズが選ぶ、2021年版「愛すべき世界の52か所」

ニューヨーク・タイムズ紙による、年始の恒例特集 "52 Places to Go" だが、コロナ禍に

記事を読む

ニューヨーク・タイムズが選ぶ、今年絶対に行きたい世界52ヶ所:2016年版

さて今年もこのシーズンがやってきましたね。ニューヨーク・タイムズ紙が発表する「今年絶対に行きたい世界

記事を読む

キューバに行くなら今が最後のチャンス:アメリカ人観光客が殺到する前に

今年の「ニューヨーク・タイムズが選ぶ、今年絶対に行きたい世界52ヶ所」でも書いたように、今キューバが

記事を読む

おすすめ漫画『乙嫁語り』最新巻と中央アジアの遊牧民たち

漫画『乙嫁語り』の最新第7巻が登場!これは以前に「おすすめKindleコミック『乙嫁語り』は2014

記事を読む

ブータン仏教の聖地・タクツァン僧院に行ってきた

ブータン訪問記の続き。 ちょっとブータンまで行ってきた。 ブータンではみんな王室と国王と

記事を読む

海外で研究者になる|知られざる就職活動その舞台裏

日本人が数多く海外留学していることに比べると、海外で就職する例はまだまだ少ないと言えるだろう。とくに

記事を読む

Amazon Campaign

Amazon Campaign

卒業・入学おめでとうキャンペーン|80年記念の新明解国語辞典で大人の仲間入り

今年もまた合格・卒業、そして進級・進学の季節がやってきた。そう、春は

食の街・新潟県南魚沼|日本一のコシヒカリで作る本気丼いよいよ最終週

さて、昨年10月から始まった2022年「南魚沼、本気丼」キャンペーン

震災で全村避難した山古志村|古志の火まつりファイナルを迎える

新潟県の山古志村という名前を聞いたことのある人の多くは、2004年1

将棋タイトル棋王戦第3局|新潟で歴史に残る名局をライブ観戦してきた

最年少記録を次々と塗り替える規格外のプロ棋士・藤井聡太の活躍ぶりは、

地元密着の優等生|アルビレックス新潟が生まれたサッカーの街とファンの熱狂

J2からJ1に昇格・復帰したアルビレックス新潟が今季絶好調だ。まだ4

【速報】ついに決定|14年ぶりの日本人宇宙飛行士は男女2名

先日のエントリ「選ばれるのは誰だ?夢とロマンの宇宙飛行士誕生の物語」

3年ぶりの開催|シン魚沼国際雪合戦大会で熱くなれ

先週末は、コロナで過去2年間見送られてきた、あの魚沼国際雪合戦大会が

国語の入試問題なぜ原作者は設問に答えられないのか?

僕はもうはるか昔から苦手だったのだ。国語の試験やら入試やらで聞かれる

PAGE TOP ↑