*

人生で大切なことは『アドルフに告ぐ』にも学んだ

公開日: : 最終更新日:2017/04/08 オススメ漫画

先日「人生で大切なことはブラック・ジャックに学んだ」と言った舌の根も乾かぬうちに訂正させてくれ。『アドルフに告ぐ』にも大いに学んだと。そんな、手塚治虫の名作中の名作が、本日のKindle日替わりセールに登場。一度は読んで欲しい、いや何度でも読み返して欲しい、手塚後期の最高傑作。

 

神戸に住むドイツ領事の息子のアドルフは、パン屋の息子でユダヤ人のアドルフを通じて、アドルフ・ヒットラーの秘密を知る。その秘密とは…!?第二次世界大戦を背景に、三人のアドルフの運命を描く著者の代表作。

 

それにしても、Kindle手塚治虫シリーズの充実度には目を見張るばかりだ。これを機会に、手塚作品に触れる人がまた増えることを期待したい。

 

tezuka-kindle2

 

 

そして本日は、Kindle本 夏休みセール(第4期)の最終日でもある。気になる本がいくつも大幅に値引きされてリストアップされていたが、個人的にイチオシだったのが、これまでに詳しく紹介してきた以下の3冊。お盆休みを最後までEnjoy!

  1. 町山智浩『知ってても偉くないUSA語録』は秀逸な現代アメリカ社会批評
  2. 人はなぜ走るのか?を問う『Born to Run~走るために生まれた』は、米国ランナーのバイブル
  3. 永世竜王・渡辺明の『勝負心』と、あきらめたらそこで試合終了だよ

 

 

 

Amazon Campaign

follow us in feedly

関連記事

父親の経済力と母親の狂気で決まる中学受験|異端の問題作『二月の勝者』がおもしろい

激変する受験界に舞い降りた、最強にして最悪のスーパー塾講師を主人公に据えたドラマ『二月の勝者』がいよ

記事を読む

キリスト教と天動説|中世のタブーに挑んだ異端の漫画が面白い

以前にも紹介したいま最も注目すべき漫画『チ。―地球の運動について―』、その最新第4集がついに発売され

記事を読む

大ヒット漫画『キングダム』の人気の秘密|作者・原泰久の研究者気質とサラリーマン哲学

現代における大人気漫画の最高峰『キングダム』を読んでいますか?単行本の累計発行部数は2600万部を突

記事を読む

大学受験間近|なぜ東京藝大は東大よりも難関なのか?

今年も受験シーズンの真っただ中となった。 国公立大入試の2次試験の出願もしめ切れらたところで、全国

記事を読む

山に登るということ:登山と遭難とそして救助

2008年のマンガ大賞にも選ばれた、山岳漫画『岳』。いまさら言うまでもないが、これものすごく胸を打つ

記事を読む

マンガ大好き芸人も絶賛の異色作『チ。地球の運動について』最新刊がさらにおもしろい

宗教的絶望と科学的真理の葛藤。中世の時代、当時の世界を支配するキリスト教の考え「天動説」に挑んだ人た

記事を読む

Kindle版が無料だったので、ものすごく今更だが漫画『島耕作』シリーズを読んでみた

最も有名なサラリーマン漫画といってもいいだろう『島耕作』シリーズ。僕自身はまったく読んだことなかった

記事を読む

NHK「浦沢直樹の漫勉」がおもしろい|シーズン1『ゴルゴ13』さいとう・たかを編

先日「NHK「浦沢直樹の漫勉」がおもしろい|シーズン1「東村アキコ」編」で書いたように、現代の人気漫

記事を読む

刑務所の医師不足と漫画『ムショ医』

先日のNHK News Web でも報道された通り、現在日本の刑務所における医者不足が極めて深刻な問

記事を読む

Kindleコミック:おすすめ無料・格安漫画の探し方

「電子書籍市場の急拡大:2018年には米国と英国で紙書籍を追い抜くか」にも詳しく書いたように、この一

記事を読む

Amazon Campaign

Amazon Campaign

卒業・入学おめでとうキャンペーン|80年記念の新明解国語辞典で大人の仲間入り

今年もまた合格・卒業、そして進級・進学の季節がやってきた。そう、春は

食の街・新潟県南魚沼|日本一のコシヒカリで作る本気丼いよいよ最終週

さて、昨年10月から始まった2022年「南魚沼、本気丼」キャンペーン

震災で全村避難した山古志村|古志の火まつりファイナルを迎える

新潟県の山古志村という名前を聞いたことのある人の多くは、2004年1

将棋タイトル棋王戦第3局|新潟で歴史に残る名局をライブ観戦してきた

最年少記録を次々と塗り替える規格外のプロ棋士・藤井聡太の活躍ぶりは、

地元密着の優等生|アルビレックス新潟が生まれたサッカーの街とファンの熱狂

J2からJ1に昇格・復帰したアルビレックス新潟が今季絶好調だ。まだ4

【速報】ついに決定|14年ぶりの日本人宇宙飛行士は男女2名

先日のエントリ「選ばれるのは誰だ?夢とロマンの宇宙飛行士誕生の物語」

3年ぶりの開催|シン魚沼国際雪合戦大会で熱くなれ

先週末は、コロナで過去2年間見送られてきた、あの魚沼国際雪合戦大会が

国語の入試問題なぜ原作者は設問に答えられないのか?

僕はもうはるか昔から苦手だったのだ。国語の試験やら入試やらで聞かれる

PAGE TOP ↑