「 経済学・統計学 」 一覧
食べログ評価とレストランオーナーの憂鬱
東洋経済ONLINE「食べログに勝訴でも飲食店が抱く『後味の悪さ』」等でも報じられているように、グルメサイト「食べログ」が飲食店を評価するためのアルゴリズムを2019年に変更したことが、独占禁止法違反
経済学を学ぶなら読んでおきたい『若い読者のための経済学史』|イェール大学出版局リトル・ヒストリー
以前にも紹介した、イェール大学出版局のリトル・ヒストリーシリーズ。これはさまざまな学術分野をその道の専門家が、一般に向けて解説した本であり、丁寧な説明に定評がある。すでにシリーズ化されており、日本語の
今年のノーベル経済学賞はアメリカの労働経済学者3名が共同受賞
今年のノーベル賞受賞者が発表されるなか、いよいよ経済学賞の受賞者が明らかとなった。それは、「『自然実験』と呼ばれる手法を使って、労働市場に関する新たな知見を提供した」貢献が評価された以下の3名である(
2019年ノーベル経済学賞は開発経済学者3氏と貧困解消に向けた実験的手法に決定
2019年のノーベル経済学賞受賞者が発表された。受賞者は、マサチューセッツ工科大(MIT)のバナジー教授、同じくMITのデュフロ教授、ハーバード大学のクレマー教授の3氏だ(日本経済新聞、朝日新聞)。受
2018年ノーベル経済学賞はノードハウスとローマーに|著書が半額セール中
今年のノーベル経済学賞が先日発表され、受賞者はイェール大学のウィリアム・ノードハウス教授と、ニューヨーク大学のポール・ローマー教授の2氏となった。受賞理由は、公式サイトに次のように掲載されているように
経済学と歴史学そして自然実験
2010年に出版されていた "Natural Experiments of History" がようやく日本語で翻訳出版された。本書は以前に「歴史学と経済学と Natural Experiment」で
今年のノーベル経済学賞は「行動経済学」のリチャード・セイラーに
今年のノーベル経済学賞が発表され、行動経済学についての貢献が評価され、シカゴ大学のリチャード・セイラー教授が受賞した。こちらのNHK記事等でも彼の業績が解説されているので、ぜひご覧頂きたい。 &
今からでも遅くない|しっかり学ぶ統計学おすすめ教科書と関連書15選
今こそしっかり統計学を学ぼう 以前に「統計学が最強の学問である、という愛と幻想」で書いたように、ここ数年かつてないほど統計学に注目が集まり、ビッグ・データやデータ・サイエンティストといった言葉と絡め
経済学Ph.D.のアカデミック・ジョブマーケット|AEA年次総会がシカゴで閉幕
1月の最初の週末、日本ではまだお正月気分が残っている頃に開催されるのが The American Economic Association (AEA) の Annual Meeting だ。今年は1月
ビッグデータ時代の経済学|機械学習という新たなツールとの付き合い方
2016/11/28 | 経済学・統計学
"Economists are prone to fads, and the latest is machine learning: Big data have led to the latest c
『ヤバい統計学』とテーマパーク優先パスの価格付け
『ヤバい経済学』の大ヒット以来、『ヤバい社会学』、『ヤバい経営学』と続けてきたこのシリーズ。内容そのものは決してヤバいものではなく、アカデミックだけどちょっとクセのあるユニークな研究を、一般読者に向け
経済学Ph.D.のアカデミック・ジョブマーケット|AEA年次総会がサンフランシスコで開催
2016/01/04 | 経済学・統計学
1月の第一週、日本ではまだお正月気分の頃に開催されるのが The American Economic Association (AEA) の Annual Meeting だ。今年は1月3日から5日ま
行動経済学者ダン・アリエリー|お金と感情と意思決定の白熱教室
2015/12/11 | オススメ書籍, オススメ番組・映画・ドラマ, 経済学・統計学
NHK『お金と感情と意思決定の白熱教室』再放送決定 先日放送されたNHK『数学ミステリー白熱教室』はとてもよくできた番組であり、最先端の数学理論が宇宙論ともつながってくるという、実にエキサイティング
スタンフォード大学に集まる若き経済学者たち
先週のニューヨーク・タイムズ紙の記事 "How Stanford Took On the Giants of Economics" を興味深く読んだ。ここ数年、著名な経済学者が続々と、他のトップスクー
「貧困不良少年」が経済学のスターになった!
という東洋経済オンラインの記事。取り上げているのはハーバード大学経済学部教授のローランド・フライヤー。 アメリカにおける黒人差別や、白人と黒人の子供の間にある教育格差
行動経済学者ダン・アリエリーの最新TEDトーク|How equal do we want the world to be? You’d be surprised
行動経済学者ダン・アリエリーが、TEDトークに登場。これで合計5回目となる彼のトークは、経済学者としては最多となるのではないだろうか。 http://www.youtube.
超ヤバい経済学者のゼロベース思考—どんな難問もシンプルに解決できる
『ヤバい経済学』が世界中で大ベストセラーとなったばかりか、その続編『超ヤバい経済学』もヒットさせた売れっ子コンビ、シカゴ大学経済学部教授の Steven Levitt と ジャーナリストの Steph
美貌格差:ビジンとイケメンと生まれつき不平等の経済学
労働経済学者 Daniel Hamermesh による一般向け書籍 "Beauty Pays: Why Attractive People Are More Successful" がようやく翻訳出版
文庫で学ぶ行動経済学
昨年は間違いなく統計学がブームとなった一年だった。「今年続けて読みたい統計学オススメ関連書と教科書15冊」で書いたように、そのブームは今年も継続するんじゃないかと、個人的には思っていたんだが、むしろ2
統計学と経済学をまる裸にする
ついにあの "Naked Statistics" に、待望の翻訳が登場。そしてあの "Naked Economics" が復刊、というグッドニュースだ。 統計学をまる裸にする─デ
ゲーム理論とサッカーW杯そしてPK戦:なぜネイマールは右へ蹴ったのか?
ブラジルで開催中のサッカーW杯もいよいよベスト8。ますます眠れない夜が続く。さて、今回のワールドカップほどデータで語られたものはなかったように思う。連日海外メディアを中心に、様々なデータで試合結果と分
ゲーム理論と経済行動:武藤先生と鈴木先生
2014/07/02 | 経済学・統計学
フォン・ノイマンとモルゲンシュテルンの大著 "Theory of Games and Economic Behavior" の刊行60周年記念版の日本語訳が出版された。翻訳は、日経文庫『ゲーム理論入門
『シグナル&ノイズ 天才データアナリストの予測学』のネイト・シルバーがおすすめする2冊の絵本がステキ
「今年続けて読みたい統計学オススメ関連書と教科書15冊」で紹介したうちの一冊が、ネイト・シルバーの『シグナル&ノイズ』。 シグナル&ノイズ 天才データ
この世で一番おもしろい(かも知れない)統計学
2014/02/05 | 経済学・統計学
なんと、『この世で一番おもしろい』シリーズに統計学編が登場しているじゃあないか。 この世で一番おもしろい統計学――誰も「データ」でダマされなくなるかもしれない16講+α pos
秋学期に担当した統計学の、学生による授業評価が返ってきた
僕が昨年の秋学期(10-12月)に担当していた統計学の授業は、修士課程1年生の必修科目である。その受講生による授業評価が先日発表された。いまどき学生による授業評価といったものは、おそらくは多くの大学で
10代の母:アメリカと日本のテレビの影響
National Bureau of Economic Research (NBER) の最新のワーキングペーパーの一つ、"Media Influences on Social Outcomes: T