「 オススメ書籍 」 一覧
「もっとヘンな論文」がついに登場|アカデミック・エンターテインメントの最高峰
NHK Eテレの番組「ろんぶ~ん」をご存知だろうか?ロンブー淳が司会を務める、アカデミック・エンターテインメントなのだが、これが実に面白かったのである。もし再放送のタイミングがあればぜひともご覧頂きた
国語辞典を選ぶならこの4冊がおすすめ:現代語に強い三省堂・豊かな語釈の新明解・安定と安心の岩波・誤用を正す明鏡
2017/04/13 | オススメ書籍
目的と用途に合わせてベストの国語辞典を見つけよう 卒業・入学シーズンを前に、そのお祝いとして国語辞典を贈ろうと考えている人も多数いることだろう。もちろん、入学・進学・就職にあわせ、この機会に自分で新
今からでも遅くない|しっかり学ぶ統計学おすすめ教科書と関連書15選
今こそしっかり統計学を学ぼう 以前に「統計学が最強の学問である、という愛と幻想」で書いたように、ここ数年かつてないほど統計学に注目が集まり、ビッグ・データやデータ・サイエンティストといった言葉と絡め
新中学生・高校生から新社会人にまでおすすめする国語辞典4選|辞書それぞれの個性を理解して選ぼう
2017/04/01 | オススメ書籍
中学生・高校生から新社会人まで必須アイテムとしての国語辞典 春から新たに中学校・高校・大学に入学する予定の新入生のみなさん、そしてビジネスパーソンや公務員として働き始める予定の新社会人のみなさん、ち
綻びゆくアメリカと繁栄から取り残された白人たち
2014年に翻訳出版された『綻びゆくアメリカ―歴史の転換点に生きる人々の物語』に今また注目が集まっているのをご存知だろうか?それはひとえに、アメリカという超大国にトランプという新大統領が誕生したからに
春の入学・進級・入社シーズンに絶対おすすめの国語辞典3選
2017/03/21 | オススメ書籍
3月は日本全国いたるところで卒業式が行われる。小学校を卒業して中学生になれば電車もバスも大人運賃だ。中学校を卒業して高校生になれば体格ももう大人と同じ。高校を卒業して大学生になれば車も運転するし二十歳
秘境・辺境探検家の高野秀行はセンス抜群の海外放浪ノンフィクション作家
世界の秘境・辺境探検家である高野秀行の作品はどれも類例のない傑作ノンフィクションばかりなのだが、本書『巨流アマゾンを遡れ』もまさに高野にしか書けない内容と言えるだろう。他の人が真似するとキケン、そうい
ラグビー日本代表が強くなった理由|エディー・ジョーンズのコーチング
冬のスポーツ風物詩と言えば、箱根駅伝に加えて高校サッカー、そして大学ラグビーである。そんなラグビーの大学日本一を決める全国大学選手権決勝戦が先日行われ、帝京大学と東海大学という二年連続の顔合わせは、ま
史上最年少プロ棋士・藤井聡太の初勝利と『将棋の子』たち
史上最年少のプロ棋士が誕生したと話題となったのが2016年9月のこと。それから3か月が経ち、今度は若干14歳2カ月にして史上最年少での初勝利を記録した。長い将棋の歴史の中にあり、大変な快挙である。
2016年のベストセラー書籍トップ5冊【国語辞典編】
2016/12/23 | オススメ書籍
先日まとめた「2016年のベストセラー書籍トップ10冊【一般書籍】」および【英語編】に続き、本ブログを通じてのベストセラー書籍【国語辞典編】を上位5点紹介しておこう。
おすすめ新刊『できる研究者の論文作成メソッド』|書き上げるための実践ポイント
以前に「できる研究者の論文生産術:How to Write a Lot」でもおススメしたように、ポール・シルヴィアの著書『できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか』は、大学院生・研究
2016年のベストセラー書籍トップ10冊
2016/12/17 | オススメ書籍
2016年も残すところあとわずか。それでは今年も本ブログを通じてのベストセラー書籍を上位10点紹介しておこう。 第1位 学校で
アメリカ大統領選挙まであと数日|敗者の演説で振り返るステーツマンシップ
ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの、泥仕合のまま迎えることとなりそうな米国大統領選挙。8年前、僕がアメリカにいたときにオバマ大統領が誕生したあの時のあの盛り上がりから一変、今年はどちらが勝利し
『ヤバい統計学』とテーマパーク優先パスの価格付け
『ヤバい経済学』の大ヒット以来、『ヤバい社会学』、『ヤバい経営学』と続けてきたこのシリーズ。内容そのものは決してヤバいものではなく、アカデミックだけどちょっとクセのあるユニークな研究を、一般読者に向け
国語辞典業界最大の謎がいま明らかにされる|辞書になった男ケンボー先生と山田先生
2016/09/28 | オススメ書籍
近年まれにみるほどの傑作ノンフィクション『辞書になった男 ケンボー先生と山田先生』が、待望の文庫化・電子書籍化となって登場した。これは僕自身、驚きをもって読んだ一冊であり、そこに隠された謎と、それを解
誰も教えてくれない、科研費に採択されるコツを公開|研究費獲得に向けた戦略的視点
また今年も科学研究費助成事業(科研費)の締切が近づいてきた。今月から来月にかけては、日本にいる数多くの研究者が申請書の作成・修正に相当の時間をかけることになるのだろう。僕は幸いにして昨年度採択されたの
聖の青春|天才・羽生善治を追いつめた伝説の怪童・村山聖
2016/09/24 | オススメ書籍, オススメ番組・映画・ドラマ
日本の将棋史上最高のプロ棋士・羽生善治の名前を知らぬ人は少ないだろう。だが、「東の羽生、西の村山」と並び称された、関西棋士・村山聖を知らない人は数多い。しかも、彼はすでに29歳で亡くなっており、だから
プレゼンを準備する前に繰り返し読みたいおすすめの一冊『TED TALKS』
話題の一冊『TED TALKS』を読んだ。ご存知いまや圧倒的なプレゼンスを獲得したTEDカンファレンス。世界中の著名人からマニアックに面白い人まで、様々な人が実に多種多様な経験をシェアし、アイデアと技
奨励会三段リーグ|天才少年棋士からプロへの最後の関門
2016/09/06 | オススメ書籍
中学生でプロの将棋棋士となったのは、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、渡辺明の4人であり、その後も第一線で活躍するビッグ・ネームばかりである。そんな中学生プロ棋士の5人目となったのが、藤井聡太氏である。
ジョジョの奇妙な英語にまさかの続編ガァァァ|あのクールな台詞はこれで学べ
以前に「ジョジョの奇妙な冒険で英語を勉強するなんて、無駄無駄無駄無駄無駄ですか?」でご紹介した英語テキスト「『ジョジョの奇妙な冒険』で英語を学ぶッ! 」。その圧倒的な迫力、決定的な実用性のなさ、そして
いまこそ将棋がおもしろい|人工知能と不屈の棋士
2016/08/26 | オススメ書籍
先月出版されたばかりの『不屈の棋士』を読み終えたところなのだが、これが実に読み応えのある一冊だった。最初から最後まで興味深いテーマとエピソードが続き、一気に読み進めてしまうほどエキサイティングな内容だ
【おすすめ書籍】ハーバード数学科のデータサイエンティストが明かす恋愛ビッグデータの残酷な現実
アメリカでベストセラーとなった一冊 "Dataclysm" がようやく翻訳出版された。これは人気出会いサイト OK Cupid を立ち上げたハーバード数学科卒の起業家による一冊である。僕自身は本書が出
町山智浩最新作『言霊USA2016』は、シリーズ最高の現代アメリカ社会批評だ
2016/07/07 | オススメ書籍
以前に、「町山智浩『知ってても偉くないUSA語録』は秀逸な現代アメリカ社会批評」と絶賛したように、町山の「USA語録」シリーズは舌鋒鋭くアメリカ社会の可笑しさを抉りだす、実に痛快なエッセイなのである。
クラフトビール業界ナンバーワン・ヤッホーブルーイング自慢のIPA「インドの青鬼」の苦みが最高に旨い
今年もまたビールが旨い季節がやって来た。もちろん、クラフトビール飲んでますよね?数年前から盛り上がりをみせている日本国内のクラフトビールだが、そのルーツは十数年前のアメリカにある。まず下図に明らかなよ
華麗な王者モハメド・アリと、そのアリになれなかった男|沢木耕太郎の名著『敗れざる者たち』と『一瞬の夏』を再読する
2016年6月4日、プロボクシングの元世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリが74歳の人生に幕を閉じた(NHKニュース)。米国オバマ大統領も哀悼の意を表明するなど、世界中のメディアが大きく報道したア
欧州サッカー「データ革命」|スポーツを科学する最前線ドイツからの現地レポート
先日書いた「錦織圭の全豪オープンテニスをデータ観戦しながら応援しよう|IBMのSLAMTRACKERが面白い」では、現代テニスで急速に進められているデータ活用と、データを片手に試合観戦する面白さを紹介
2015年ことしのベストセラー|人気の国語辞典ランキング
2015/12/25 | オススメ書籍
「電子書籍編」および「紙書籍編」に続いて、今回は本ブログ経由でもっとも多く選ばれた国語辞典の紹介である。 第1位 新明解国語辞典 本ブログで最もアクセスが多いのが、この「国語辞
今年のクリスマスもまたアメリカ現代社会の象徴「メガチャーチ」を思い出す
今年もいよいよクリスマス。そしてこの時期、毎年のように思い出すのがアメリカのメガチャーチである。「現代アメリカ社会の象徴:メガチャーチの誕生と新たなコミュニティの創造」にも書いたように、僕のアメリカ留
2015年ことしのベストセラー|紙書籍編
2015/12/23 | オススメ書籍
先日の「ベストセラー電子書籍編」に続き、今回は本ブログ経由でよく読まれた紙の書籍編を紹介しよう。以下10冊をランキング上位から並べている。 第1位 はじめての統計学 第1位に輝